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Q
【2005.12.23】小児矯正:白く脱灰?
9歳の娘が上の歯4本の矯正のため器具を装着致しましたが、下の歯とは違い白くなっていました。白く脱灰した状態だと思いますが、元の状態に戻るのでしょうか? (弘前市42歳女性)
 9歳の娘が上の歯4本の矯正のため器具を装着致しました。
 装着後すぐ歯をみてビックリしました。
 下の歯とは違い白くなっていました。
 無知な私は病院の電気で見ると娘の歯はこんな状態なのかとショックを受け、先生に質問したところ、まれにそんな人がいます、歯ができる過程で何かあったのでしょうとのこと。
 その後、歯のクリーニングのため通院している歯医者に聞いてみたら、器具を装着するときに1度、脱灰させて装着すると言われました。
 白く脱灰した状態だと思いますが元の状態に戻るのでしょうか?
 もともと虫歯になりやすいタイプなので矯正治療したがために虫歯を作ってしまうのでは心配です。
 宜しくお願いします。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 確かにブラケットという装置を歯に装着する際には脱灰させて歯の表面を凸凹にします。
 これは装置が外れないようにしっかり付けるためです。
 しかし、これは一時的なもので再石灰化が起こり、元に戻ります。
 歯は日常の生活でも脱灰と再石灰化を繰り返しています。
 食事後は細菌が作った酸により歯は溶け、その後唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して回復するわけです。
 もちろん一時的であっても脱灰させるのはできれば避けたいところですが、現時点ではこの方法が一般的になっています。
 歯科医院でのフッ素塗布や家庭でのフッ素洗口などフッ素を利用することによって回復を促すことができますから、できれば主治医の指導の元、お試し下さい。
 (当院ホームページーカリエスリスク検査お口の健康管理参照)
 また歯の形成不全のため、部分的に白くなっている方もおられます。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.12.17】小児矯正:早期治療か外科矯正か
7歳男子なのですが、下顎が、大人ぐらいのおおきさがあるが、上顎は年齢よりも小さく発達していない。成人してから外科的治療を年頭に矯正するのが良いのでは、といわれましたが、手術しなくてもいいように今から矯正を行えますか?(菊川市34歳女性)
 7歳男子なのですが、矯正治療の初めにレントゲンなどの検査を行ったところ、母親も受け口で小児のときに矯正治療をおこなっていて、本人の下顎が、大人ぐらいのおおきさがあるが、上顎は年齢よりも小さく発達していない。
 男子のため今後下顎の発達が著しく小児からの矯正治療では期待どうりにならない可能性が高いので、成人してから外科的治療を年頭に矯正するのが良いのでは。といわれましたが、データを見てこのように判断することは専門家の間ではよくあることですか。
 矯正は早いほうがいい、というのとはあまりに違うので驚いています。
 費用の面からすると無駄がないともいえますが、手術しなくてもいいように今から矯正を行っていくということはできないものでしょうか。
 将来手術となると現在治療をすると言うことは、手術前後の治療を難しくすると言われました。
 どうぞ先生の意見をお聞かせください。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 矯正治療は治療開始の年齢から見た場合、早期治療と永久歯列期の治療に分類されます。
 骨骼性の受け口ではさらに成長が止まってから行なう外科矯正の可能性があります。(当院ホームページー早期治療永久歯列期の治療外科矯正参照)
 確かに治療期間で比較すると永久歯列期の治療あるいは外科矯正の方が早期治療に比べ、格段に勝っています。(お悩み相談ー2月11日参照)
 今治療をせず、様子を見ることにしたら将来必ず外科矯正になるとは限りません。
 矯正単独で治療するか、あるいは外科矯正で治療するかということに関しては、昔はどうしても外科矯正をしたくないという患者さんが多かったこと、外科矯正をしても現在のようなレベルまで治療結果を出せなかったことなどが理由で矯正単独の治療を選択する患者さんが多かったようです。
 しかし、近年は外科矯正を積極的に希望する患者さんが増えてきました。
 これはほとんどが成人の患者さんですが、歯並びだけでなく顔貌を変えることができるのが大きな理由だと思います。
 それと保険が適用できるため費用が安く済むということも大きいかもしれません。
 私も成人の患者さんであれば、骨格性の受け口の場合は、無理に歯の移動だけで治すより、外科矯正で治すことを勧めることが多くなりました。
 問題は子供の場合です。
 早期治療では骨格の改善を主に行ないます。
 上顎の成長が悪い場合は成長を促し、下顎の成長が大きい場合は成長の方向を変えたり、抑制を行ないます。
 特に上顎の成長の抑制は年齢が低い時期にしかできません。
 上顎の成長は早い時期に止まってしまうからです。
 最も効果的な治療ができる時期に何もせず、放っておくということは治療の可能性を閉ざしてしまう事になります。
 もちろん早い時期から治療を開始しても、装置を使わなかったり(各種装置の紹介ー受け口に使用する装置参照)、下あごの成長があまりにも大きかったりするとやはり外科手術になってしまう可能性があります。
 多くの方はここで悩みますし、それは当然のことだと思います。(お悩み相談ー5月16日参照)
 また矯正治療単独で治す場合と外科矯正で治す場合では前歯の傾きを正反対にすることになるため、現在診て頂いている先生はそのことを「手術前後の治療を難しくする」と表現されたのでしょう。(お悩み相談ー4月7日参照)
 私の経験上、お子さんの治療に関しては早期治療を希望する保護者の方が圧倒的に多いのが現状です。
 できることなら、外科手術は避けたいと考えるのが一般的です。
 お子さん、およびお母様の現在の状態がどの程度であるのか把握しておりませんので一般的なことしか言えませんが、7歳で外科矯正を勧めるのは稀なことだと思います。
 よほど大きな骨格的問題があるのでしょうか?
 この点をもう一度説明してもらった上で納得のいく方法を選択されたらどうでしょうか。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]
丁寧なお返事をありがとうございました。
 現在、私は不具合なく、かみ合わせも問題なく、見た目も問題ありません。
 息子も、見た目には、驚くほど顎が出ていると言う感じはしないので、信じられないと言うのが実際のところです。
 下唇は、ちょっと出てるかなと、思うときもあります。
 もう一度、先生のアドバイスされた点を、しっかり聞いて納得のいく方法を探したいとおもいます。
 どうも有難うございました。

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【2005.12.11】小児矯正:前歯2本が出っ歯!
乳歯の時の指しゃぶりが原因で上顎が前つぼみになり上前2本だけが出っ歯です。どのような矯正がよいのでしょうか?(流山市11歳男性)
 乳歯の時の指しゃぶりが原因で上顎が前つぼみになり上前2本だけが出っ歯です。
 どのような矯正がよいのでしょうか?
 教えてください。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 11歳ということは、もうすべて大人の歯になっていますでしょうか?
 もしそうであれば、矯正治療のステージは本格矯正治療という歯の中にワイヤーを装着した固定式の矯正治療を行うことになります。
 もし、まだ乳歯が残っている場合は予防矯正治療という取り外し式の装置による矯正治療を行うことになるはずです。
 ここは実際のお口の中を見てみないとなんともいえないところがあります。ごめんなさい。
 しかし、この出っ歯が骨格的に出っ歯なのか歯だけが出ている出っ歯なのかによって、治療方針が変わってくる場合がありますので、まずはレントゲン写真などによる骨格の分析を行う必要があります。
 矯正専門医であれば、その分析を行っていただけると思いますし治療方針なども何種類か掲示していただけると思いますので、まずは矯正専門医に相談をしていただき治療方針を含めた分析をしていただくのが一番の近道であると思われます。。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.12.6】小児矯正:縦向きに生えた永久歯と矯正治療
10歳になる息子の前歯(上)についてです。真ん中から2番目の永久歯が、縦向き(横向きが正しい生え方とした時)にはえてきています。既に半分くらいはえてきています。これを矯正することは可能でしょうか?(新見市38歳女性)
 10歳になる息子の前歯(上)についてです。
 真ん中から2番目の永久歯が、縦向き(横向きが正しい生え方とした時)にはえてきています。
 既に半分くらいはえてきています。
 これを矯正することは可能でしょうか?
 回答の程、宜しくお願い致します。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 歯がねじれて生えてきたことを心配されているようですがご安心下さい。
 矯正治療できれいに治ります。
 基本的に4本の前歯が生えた時点で歯の表面にブラケットという装置を付け、それに細いワイヤーを通してその弾力を利用して歯を動かします。
 他にも方法はありますがこれが早く、確実だと思います。
 ただしねじれた歯がかなり内側から生えてきたり、下の前歯に当たっている場合はリンガルアーチなどを使っていったん歯を前に出してからブラケットをつける方法に移行します。
 この場合は歯が生えきるまで待つのではなく、早く始めた方が良いでしょう。
 注意すべきことはねじれた歯は後戻りが起こりやすいため、きれいに並んだ後もしばらく装置を付けたままで安定するまで様子をみる必要があることです。
 まずは専門医に現在の状態を診てもらい、詳しい話を聞かれることをお勧めします。
 同様の質問にお悩み相談ー2月10日分でもお答えしています。
 御覧下さい。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.10.25】小児歯科:ずれて生え始めた!
6才女児です。下の歯2本が生え変わり何れも3ミリ位ほど生えているのですが、そのうち1本が奥にずれて生えはじめました。早期から何らかの処置が必要なのか教えてください。(佐倉市36歳女性)
 6才女児です。
 下の歯2本が生え変わり何れも3ミリ位ほど生えているのですが、そのうち1本が奥にずれて生えはじめました。
 そのまま様子を見ていても良いものか早期から何らかの処置が必要なのか教えてください。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 6歳ということであればまだ様子をみていただいて構わないと思います。
 ひとつの基準は上下の前歯4本ずつが生えてきた時が判断基準になります。
 この時に凸凹がまだ強いようでしたら矯正専門医での受診をオススメします。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.10.18】小児歯科:矯正(出っ歯)
9歳女児の矯正についてご相談します。上前歯4本が生え変わり前歯が大きく出っ歯なのとその両隣はスペースが無いため後ろにさがってでこぼこした歯並びです。長く装置をつけた挙句抜歯をするのなら成長してから始めたほうが良いのではと思ってしまいます。 (浜松市9歳女性)

  9歳女児の矯正についてご相談します。
 現在一般歯科で歯の検診を、そこに通ってらっしゃる矯正の先生に矯正を見てもらっています。
 上前歯4本が生え変わり前歯が大きく出っ歯なのとその両隣はスペースが無いため後ろにさがってでこぼこした歯並びです。
 奥歯が生えてきたので顎の骨を広げる治療をするか、または歯が大きい為、抜歯の可能性が5分5分の割合なので生えそろってから抜歯をして矯正するか、今後の方針としてどちらか決めるように言われました。
 しかし検診で見てもらっている先生からは歯の大きさもあり経過によっての抜歯有り無しにかかわらず顎の骨を広げてスペースを作ったほうがよいのでは?と言われました。
 素人考えでは長く装置をつけた挙句抜歯をするのなら成長してから始めたほうが良いのではと思ってしまいます。
 この先どうすればよいのかアドバイスしていただけたら有難いです。
 よろしくお願いします。
A はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 矯正治療に伴う抜歯の判断は矯正医が生涯頭を悩める物の一つです。
 統計的に見れば約半数の方が抜歯を併用して治療を行うほど頻度の高い判断でありながら、実際に決定するにはいつも頭を悩めてしまいます。
 中学生以上の患者さんであれば医学的な結論は比較的スムースに出て参りますが、小学校の中学年の方の場合はこれから成長期を迎えるため、容易に確定診断を出すことが出来ません。
 抜歯という行為自体は患者様にとっても担当医にとっても出来れば避けたい物ですので、余計に頭を抱えてしまいますね。
 貴方のお子さまに関しても、同様に判断に迷う部分があろうと思います。
 歯科医学的に沿った考え方に従うならば、今から拡大装置を用いるべきでしょう。
 ただし、これを行うとある程度痛みも伴いますし、一月二月の話ではないのでそれなりに”耐える、頑張る”スタンスが必要でしょう。
 こういった「医学的な」結論を出すのは、専門教育を受けた矯正医なら、誰でもほぼ同じ結論に到達します。
 しかし、現実問題としてどちらかに決定しなければ前に進めません。
 もし、小学生時代の長期に渡る頑張りを避けて、数年後抜歯せざる終えなくなるとその時はやはりやるせないでしょうし、今から出来ることをどんどん進めて、それでも抜歯の必要性に迫られるともっとやるせないかもしれません。
 ただし、この二つの道は全く同じ結果に成るわけではありません。
 仮に、今から拡大を初めて、それでもさらに抜歯したとしても、何もしなかった場合より治療結果が良好となるのが普通です。
 従って、今から始めることが無駄になるわけではありません。
 また、この判断は文面からだけで確定診断が行える物ではないので、具体的な方法論としては「取りあえず担当医の薦めに従って拡大を開始する」というのは如何でしょう。
 痛いかどうかやストレスになるかどうかは個人差もあることですので、もし開始して「思ったほどでも無い」ならそのまま継続して治療を進めるのが最も後で後悔しないと思います。
 矯正治療は殆どの方が初めて行うものですので、どれくらい痛いか、ということは事前に正確な予想は出来ません。
 ですので、一度上記の方法を検討されては如何でしょうか?
 ただしこの場合、この選択によって料金が変わってくる場合もありますので、事前の確認が必要でしょう。
 これらを含めて担当医とよく話し合って、お子さまにとって最良の選択をしてあげてください。
[はしもと矯正歯科 院長 橋本公志 先生]

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【2005.10.12】小児歯科:矯正
現在11歳の小六の娘は8歳の時、下顎後退の出っ歯でバイオネーターを1年半使っていましたが、成長期で前に出たそうですが、先生が変わり半年ブランクがあいてヘッドギヤーを1年使っています。しかし、再度バイオネーターを使う説とヘッドギヤーを使いながら固定式にする説とあり、悩んでいます。(市川市11歳女性)
 はじめまして。
 現在11歳の小六の娘は8歳の時、下顎後退の出っ歯でバイオネーターを1年半使っていましたが、成長期で前に出たそうですが、先生が変わり半年ブランクがあいてヘッドギヤーを1年使っています。
 しかし、再度バイオネーターを使う説とヘッドギヤーを使いながら固定式にする説とあり、悩んでいます。
 バイオネーターを使う先生は院長で半年間使わなかったから元に戻ってしまったといわれますが元に戻るって事はあるのでしょうか。
 下顎を出すか上顎を引っ込めるかは先生の考え方によるらしいのですが。
 ちなみに、今の歯の出っ張りは3.5ミリだそうですが、固定式の場合、非抜歯だと今よりもっと前が出る可能性もあるのでしょうか。 説明がうまく出来ないで申わけございませんが
 宜しくお願いします。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 下顎後退の出っ歯の治療では下顎の成長を促す方針で治療を進めるのが基本です。
 私はその際には、やはりバイオネーターオルソペディックポジショナ−などの筋肉の力を利用した装置を使用することが多くなります。
 これらの装置は、構成咬合と呼ばれる特殊な型を採って作りますが、いったん下顎が成長したように見えても実際には前方に出しているだけで、十分な成長は起こっていない場合があります。
 ですから、通常は前方に出た時点で下顎が元に戻らないように装置を調整しながら安定を待ちます。
 「半年間使わなかったから元に戻ってしまった。」というのはおそらくまだ下顎が安定する前に装置の使用をやめたことが原因かもしれません。
 もしくは、バイオネーターでいったん後退した前歯が元に戻ったことも考えられます。
 また、使用の結果すべての方に効果が出ればよいのですが、必ずしもそうとは限りません。
 その場合、他の装置を選択することになりますが、選択肢としてはヘッドギヤ−が多くなります。
 ヘッドギヤ−は、一般的には上顎の成長を抑制する目的で使用するものですが、下顎の成長を促す効果もあるからです。
 あるいは、下顎の成長そのものが期待できない場合は、条件さえ合えば上顎の歯を後方に移動させる目的でSMCリンガルアーチなどの装置を利用することもあります。
 「歯の出っ張りは3.5ミリ」とのことですが、どこを基準にしての距離かがわかりませんので正直言って判断は難しいです。
 しかし、上下の大臼歯の前後関係にずれがあったり、前歯に少しでも重なりがあるようですとエッジワイズブラケットを付けて仕上げの治療に入ると、今より前歯は前方へ出る可能性は高いと思われます。(非抜歯治療参照)
 矯正医は、セファログラムという顔のレントゲン写真を分析することによって、上顎が前へ出ているのか、下顎が後ろへ下がっているのかを見極めて治療方針を決定しますが、ほとんどの分析法では頭の前後的な長さを基準にしています。
 しかし、その基準がすべてではなく、それぞれの先生による解釈があります。
 また、過去の経験も重要な診断の基準になります。
 経験豊富な先生であれば、装置の種類による心配はあまりせず、お任せすればよいのではないでしょうか。
[広瀬矯正歯科(阪急・阪神、新開地駅より北へ徒歩1分)院長 広瀬 豊 先生]
Q 広瀬院長先生
 大変詳しい回答をどうもありがとうございました。
 お聞きしたかった事がわかったので嬉しかったです。
 今度担当医と再度説明をうける場をもうけましたので、納得がいったらおまかせしようと思います。
 いろいろありがとうございました。

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【2005.10.11】小児歯科:矯正

前歯4本の生え変わりの際に、中心2本が大きくその両隣は並んで生えるスペースがない為、後ろに生えています。奥歯が生えてきたので、矯正の先生から今後の方針として顎の骨を広げる矯正をするか、しかし、歯が大きいのでもう少し後で抜歯して矯正をするか、どちらか決めるように言われました。どちらを選んだら子供の為になるのかわかりません。(浜松市38歳女性)
 はじめまして、9歳の娘のフォトカウンセリングをお願いしたいと思います。
 前歯4本の生え変わりの際に中心2本が大きくその両隣は並んで生えるスペースがない為後ろに生えています。
 奥歯が生えてきたので矯正の先生から今後の方針として顎の骨を広げる矯正をするか、しかし歯が大きいのでもう少し後で抜歯して矯正をするかどちらか決めるように言われました。
 現段階では努力しても抜歯なしの可能性は5分5分だそうです。
 装置はネジを巻くタイプで先生から「痛いです」と言われました。
 他のHPで色々な器具が紹介されていますがこの器具しか方法はないのでしょうか?
 痛みもあり長く装置をつけた挙句に抜歯をすることになるのならやらないほうがよいのか、それとも自然に生え変わるのを待つと他の永久歯が生えてきた時さらに押されてガタガタになってしまうのではないかと決められずにいます。
 どちらを選んだら子供の為になるのかわかりません。
 又、今の先生は一般歯科に通う先生なのでできたら矯正歯科病院に通いたいと思います。
 日本矯正歯科学会のホームページを見ましたが何軒かあり又、迷うところです。
 浜松で信頼のおける矯正歯科医を教えていただけたら有難いです。
 お忙しいとは思いますがご返答をお待ちしています。
A こんにちは、西田矯正歯科の西田真です。
 痛みもあり長く装置をつけた挙句に抜歯をすることになるのなら、やらないほうがよいのではとお考えになることは、ごもっともなことだと思います。
 非抜歯治療を行う場合は拡大方向として、側方拡大だけでなく前後方向にも動かす必要があります。
 もっとも、お写真で見る限り、前方へは見た目の問題があり、これ以上の移動は無理でしょう。
 後方へは動かせるだけの骨が存在するのかが問題となります。
 また、成長中のお子さんですので、これからの成長量も計算に入れて治療計画を立てるべきでしょう。
 これらの点を考慮して診断し、どの治療方針(抜歯か非抜歯)治療計画(時期)が良いのか、どの装置(長所短所を含め)が最適か判断します。
 どの方法をとれば良いかは、資料を拝見しないと言えませんので、一度他の矯正歯科医にも診て頂いてお話をお聞きになって上で、総合的に判断をされたらいかがでしょうか。
 浜松の矯正歯科専門医で信頼のおける先生といえば、凌雲堂矯正歯科医院の鈴木先生です。
 日本矯正歯科学会で毎年発表され、臨床経験豊富で治療手段も多用な先生です。
 ご相談されるには一番良いでしょう。
[西田矯正歯科 院長 西田真 先生]

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【2005.9.29】小児歯科:矯正
6歳の子どもの上前歯2本が1ヶ月前に抜け、1本が斜めに生えてきました。下の歯につくところまで伸びた時に揃わなかったら、矯正の方へと言われました。今、伸びてる段階の時には矯正はできないのでしょうか?(神奈川県中郡35歳男性)
 6歳の子どもの上前歯2本が1ヶ月前に抜け、1本が斜めに生えてきました。
 治療ついでに一般歯科の先生に診てもらったところ、下の歯につくところまで伸びた時に揃わなかったら、矯正の方へと言われました。
 今、伸びてる段階の時には矯正はできないのでしょうか、自然に揃う可能性はないのでしょうか、宜しくお願い致します。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>今、伸びてる段階の時には矯正はできないのでしょうか?
 治療を行うことは可能だとは思いますが、だからといって治療期間がそのぶん速く終わるということもないと考えられます。
 結局はきちっと生えた時にどこに来るかというのが一番大事なことなので、ある程度歯が出てきてから治療を行ったほうがトータルの治療期間が短くて済む場合のほうが多いと思われます。

>自然に揃う可能性はないのでしょうか
 もちろんあると思います。
 ある程度生えてくるまで様子を見て、やっぱり曲がってしまうのであれば、その時に矯正治療を行うという流れで行くのが一番スムースであると考えられます。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]


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【2005.9.26】小児歯科:矯正
6歳3ヶ月、幼稚園年長の子供のことです。下の左右の6歳臼歯が少し斜め前向きに生えてきていて、すぐ手前の乳歯にぶつかって、これ以上は出てこないといわれました。2件ほどのお医者様に見てもらいましたが、いずれも目にしたことのないケースだと言われて、とても不安です。(西東京市6歳男性)
 はじめまして。
 6歳3ヶ月、幼稚園年長の子供のことです。
 下の左右の6歳臼歯の頭が見えてから、ずいぶん経ちますが生えそっていません。
 上は両方普通に生えました。
 なかなか生えそろわないことに対して、あまり気にしていなかったのですが、虫歯治療のため、歯医者さんを訪れると、6歳臼歯が少し斜め前向きに生えてきていて、すぐ手前の乳歯にぶつかって、これ以上は出てこないといわれました。
 じゃまになっている乳歯を抜くか、削るか、また、やるなら、なるべく早く、でも今からやっても6歳臼歯に生えてくる力が残ってるか否かの心配もあり、とても珍しいケースだとのことでした。
 2件ほどのお医者様に見てもらいましたが、いずれも目にしたことのないケースだと言われて、とても不安です。
 夏休み中に何らかの処置をしたいと考えております。
 良いアドバイスをお願いできないでしょうか。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 今回のケースですが実際のところはレントゲンなどを診てみないとハッキリしたことが言えないのですが、6才臼歯が何らかの原因で前の乳歯に引っ掛かってしまい萌出してこないということでいいでしょうか?
 もしそうであれば6才臼歯を動かしていく矯正治療であれば、歯を削る必要もなく正しい位置に持ってくることができるのではないかと思います。
 ですので、まずは矯正専門医に受診していただき、詳しい説明を聞いていただくのが、良いのではないかと思われます。
 また、特に急ぐ必要はありません。
 適切な治療を受けていただければ歯は正しい位置に並びます。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.9.11】小児歯科:矯正歯科を選ぶポイント?
矯正歯科と看板をあげている所は宝塚や西宮周辺にいくつもあり、長年のお付き合いにありますし、信頼できる先生にお任せしたいと思うのですが、一つ一つ尋ねる事もできません。矯正歯科を選ぶ際のポイントというかアドバイスがありましたらお聞かせ願えませんか?(宝塚市37歳女性)
 8歳の息子の事で相談させて下さい。
 上の前歯が片方抜けたままなかなか生えてこず気になっていました。
 先日生えかけて来た歯がねじれて90度(正面から見て歯の側面が見える)になっているのを見て驚き、とりあえず近くの矯正歯科でみていただいたら、前歯と前歯の上に普通の人にはないはずの余分な歯が埋もれていて、そのせいで前歯とまだ見えていないその横の歯も90度ねじれてしまっているとの事。
 この歯を置いておくと永久歯の根を痛める事にもなるので抜歯した方がいいのでは?とご提案いただき、口腔外科を紹介して頂きました。で、口腔外科で頭部のレントゲンを撮り埋伏歯の位置関係を見たところ、上顎と鼻の骨の間くらいにあり、顎の骨も削らないと・・・との事でした。
 そこまでして抜かなくてはならないのかな・・・と可哀想に思うのですがやはり仕方ないのでしょうか。
 すません、矯正から話が反れてしまいました。
 矯正歯科で口腔内のレントゲン撮って頂いた時にスタンバイしている永久歯の状態を見たのですが小さな顎の中でぎゅうぎゅうでこのままでは恐らくキレイに生えてくるのは難しいとの事。
 出来るだけ永久歯を残すためにも顎の発達を助ける装置をつけ、少しでも生えやすい状態を作り、生え揃ったら現在すでに歪んで生えつつある二本の歯を含めて矯正していってはどうかとお話頂きました。
 先生のおっしゃる事に納得はできているのですが、私自身、家族にも友達にも矯正経験者がおらず、それが息子にとって最良の方法なのかどうか・・・他にもご意見をお伺いしたいと思いメールさせて頂きました。
 また、矯正歯科と看板をあげている所は宝塚や西宮周辺にいくつもあり、長年のお付き合いにありますし、信頼できる先生にお任せしたいと思うのですが、一つ一つ尋ねる事もできません。
 矯正歯科を選ぶ際のポイントというかアドバイスがありましたらお聞かせ願えませんか?
 大変、長くなり申し訳ありません。
 宜しくお願い致します。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 お悩みの埋伏歯に関しては前歯が正常に生えていて矯正の必要がないのであれば抜歯の必要はないでしょうが、文面から判断しますとやはり抜歯された方が良いでしょう。
 偶然にも本日当院で診断した患者さんも上顎前歯部に過剰歯(余分な歯)があり、口腔外科に抜歯の依頼をしたところです。
 我々にとっては特別珍しいことでもないのですが、お母様やお子さんにとっては初めてのことで御心配されるのはよくわかります。
 しかし、経験豊富な口腔外科医であれば、よほどのことがない限り問題なく抜いてもらえますので安心してください。
 また、治療方針については診て頂いた先生の考え方で問題はないと思います。
 お子さんの年令ぐらいから始める治療は早期治療と呼ばれ、様々なメリットがありますが、デメリットもあるため、よく理解してから始めることが肝心です。 (当院ホームページー早期治療歯のデコボコ(叢生)その1その2その3参照)
 最後に、矯正歯科を選ぶ際のポイントについては、以前にも同様の質問にお答えしていますのでそれを参考にして下さい。(お悩み相談2月11日分)
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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Q
【2005.9.3】小児歯科:開咬
小学一年生の娘ですが、開咬といわれました。かかりつけでは、犬歯のうしろの歯が永久歯になったら矯正をはじめると。それまで放っておいていいのでしょうか。(埼玉県6歳女性)
 小学一年生の娘ですが、開咬といわれました。
 指しゃぶり等はありません。
 ただ、いつも口を開いていて口呼吸をしている感じです。
 舌を前歯でかむ癖はやめさせましたが、夜寝ているとき舌で上前歯を押しているようです。
 かかりつけでは、犬歯のうしろの歯が永久歯になったら矯正をはじめると。
 それまで放っておいていいのでしょうか。
 前歯は4歳のうちに早く生えました。
 また、犬歯で噛み切る食事法は顎などに影響しませんか。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>小学一年生の娘ですが、開咬といわれました。指しゃぶり等はありません。
>ただ、いつも口を開いていて口呼吸をしている感じです。
 まず最初に歯並びは遺伝によるものと環境によるものがあります。
 身内の中に同じような歯並びの方はいらっしゃいませんか?
 もし、いらっしゃらないようであれば、環境因子を検討しなければいけません。
 指しゃぶりをしていないとなると舌による悪習癖か「口呼吸」と考える必要があります。
 舌癖を改善することはそんなに難しいことではありませんが、もし口呼吸があるとなると鼻との関連性も出てくるので治療の難易度は高くなります。
 今、行かれてるかかりつけは矯正専門医ではないと思います。
 是非専門医による受診をお奨めします。
 もし、鼻にも問題がある場合、耳鼻咽喉科との連携をする場合も考えられますので早めに確認していただいたほうが良いと思われます。

>犬歯で噛み切る食事法は顎などに影響しませんか。
 特に問題はないと思われます。
 逆に犬歯は食事をしていくうえで非常に重要な歯です。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]


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【2005.9.2】小児歯科:指しゃぶり
今年小学校に入学した下の女の子ですが、指しゃぶりが辞められず困っています。(富士市39歳男性)
 今年小学校に入学した下の女の子ですが、指しゃぶりが辞められず困っています。
 幼稚園の時に(小学校に行ったら辞めよう)言い聞かせ本人も納得した様に思えたのですが...
 大分遅くなってしまいましたが何とか2年生になる前に辞めさせたいと思っています。
 よろしくお願いします。
A スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 指しゃぶりについてですが、歯科理論上は3歳ぐらいまでに止めることが出来れば問題はないといわれています。
 それ以降も継続してしまう場合、最悪歯並びに問題が出てしまうケースがありますので早めに矯正専門医にてご相談をされたほうが良いと思われます。
 こういういわゆる「悪習癖」と呼ばれるものは、本人の意思だけではどうすることも出来ないことがほとんどです。
 「医師−本人−両親」の協力が非常に大事になりますので親御さんにもそれなりの「覚悟」はしていただかなければいけなくなるとは思います。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.8.30】小児歯科:矯正
八歳の息子のことです。上の前歯の裏側から永久歯が生えてきまして、乳歯を抜いてもらいました。自然に本来の位置に戻る可能性もあると説明されたのですが、どれぐらいを目途に無理と判断したら良いのか分かりません。(京都市28歳女性)
 八歳の息子のことで御相談させて頂きます。
 ぐらつき出してから、いっこうに抜けなかった上の前歯の裏側から永久歯が生えてきました。
 歯医者に行って乳歯を抜いてもらったのですが矯正を勧められました。
 その方法は、時間を決めて噛むマウスピースの様なものでした。
 たいていはそれで治る様で値段も本当の矯正より少ないとのことでした、器具を作るのに2万かかり、それで治ればあと8万で合計10万です。
 だいたい、どこもこれ位はかかるのでしょうか?
 もし治らなければ器具代のみかかるそうです。
 なぜ治ったらかかるのですか?この方法は早急に決めないと効き目がないのでしょうか?
 自然に本来の位置に戻る可能性もあると説明されたのですが、どれぐらいを目途に無理と判断したら良いのか分かりません。
 分かり難い説明で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

A こんにちは、西田矯正歯科の西田真です。
 乳歯の裏に永久歯が生えてきたのですね。
 これは最近のお子さんに大変よく見かけられることです。
 乳歯を抜歯すれば、自然にもとの状態にもどる可能性もあります。
 半年から1年ほど様子を見てください。
 しかし、重要なことは、今生えてきている歯だけではなく、全体の歯の生えてくる位置のバランスの問題です。
 お子さんが成人になった時に虫歯もなく、歯茎の病気にもかからず、健康でしっかりと食事ができる噛み合わせになっていることが重要です。
 それを達成するのに、簡単な装置で可能か、本格的矯正が必要かの判断をしていただいたらいかがでしょうか。
[西田矯正歯科 院長 西田真 先生]

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【2005.8.28】小児歯科:出っ歯
2歳2ヶ月の女の子です。上顎前突との診断を受けました。「下唇が上唇より厚めで堅そうだ」といわれ「唇をかむ癖をやめさせましょう」と言われましたが、専門医に診せて矯正した方がよいのでしょうか?あと、現時点では治療ができないのでしょうか?(舞鶴市31歳女性)

 2歳2ヶ月の女の子です。
 市がやっているフッ素塗布の歯科検診で、上顎前突との診断を受けました。
 普段は指しゃぶりもないので相談をしていると「下唇が上唇より厚めで堅そうだ」といわれ「唇をかむ癖がないか?」と言われました。
 言われてみればかむこともあるのですが、いつから始まったのかは覚えていないですし、気づけば噛んでいるわけではなく、怒られたときやいじけている仕草の時ぐらいしか思い出せません。
 診察した医師からは「噛む癖をやめさせましょう」と言われたのでやめさせようとは思いますが、やめさせてもやはり、専門医に診せて矯正した方がよいのでしょうか?
 やめさせたからといって現状が治るわけではないのでしょうか?
 あと、治療をするなら7歳くらいからといわれていますが、現時点では治療ができないのでしょうか?
 質問が長くなりましたが、教えて頂きたいのです。
 よろしくお願いいたします。

A こんにちは、西田矯正歯科の西田真です。
 突然口唇を噛むくせによる上顎前突だと指摘され困惑されておられることと存じます。
 噛む癖による上顎前突(出っ歯)ならば、習癖を除去すれば時間は掛かりますが、自然に良くなります。
 他に原因がある場合でも、下唇を噛む癖により上顎前突を悪化させますので、噛む癖は治された方が良いです。
 しかし、年齢を考えますと、習癖を改善することがご本人の負担になる場合がありますので、いますぐでなく徐々にで結構です。
 また、治療に関して、現時点での矯正歯科効果は期待出来ませんし、治ったとしても他に原因があるなら将来また上顎前突になる可能性があります。
 ですから治療は、やはり上下前歯部が生えた6〜8歳頃がベストです。
 ただ、ご心配のことと思われますので、一度前歯が永久歯に生え変わった頃、矯正歯科専門医にご相談されることをお勧めします。
[西田矯正歯科 院長 西田真 先生]

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【2005.8.27】小児歯科:矯正(受け口)
11歳の息子のことです。上下の歯の先がぎりぎり接している状態の受け口です。思春期ということもあり、昼間は矯正していることがわからないもの(できれば裏側からの矯正器具を使うか夜間のみ使用するマウスピースのようなもの)を使いたいと言っています。 (堺市38歳女性)

  11歳の息子のことで相談させていただきます。
 上下の歯の先がぎりぎり接している状態の受け口で今までに2つの矯正歯科に相談しました。
 1つ目の所(約8ヶ月前に訪院)は、いわゆる針金状の矯正器具をつけた上で、家にいるときには必ずチンキャップをつけて2年程度で治るといわれました(結局子供が拒否したため断念)。
 しかし、最近下の歯がだんだん前に出てきて、本人が気になりだしたため、1ヶ月前に2つめの矯正歯科に相談したところ、針金状の矯正器具をつけて、舌の癖(舌が常時下がった状態らしい)を治す装置を併用した治療を続け、成長が終わるまで少なくとも5〜6年はかかると言われました。
 また、このまま放っておいたら中学生位になると、下顎が出てきてかっこ悪くなると言われ、本人はとても気にしています。
 ただ、思春期ということもあり、昼間は矯正していることがわからないもの(できれば裏側からの矯正器具を使うか夜間のみ使用するマウスピースのようなもの)を使いたいと言っています。
 2つめの矯正歯科で訊いてみたのですが、マウスピース状のものは効果がなく、やっているとすれば、よほど昔の医師のみという話。
 かくいう私自身も受け口だったのですが、小学生から中学生時にマウスピースのような夜間のみ使用する器具だけで6年位掛けて治しました。
 実際、現在でも、このような目立たない器具を使った受け口の治療を行っている矯正歯科はあるのでしょうか?
 また、矯正の方法として、選択することは可能なのでしょうか?
A はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 お子さまは11歳の男子で受け口のようですね。
 上下の前歯がぎりぎり接しているこの年齢の男子は判断する矯正医によって最も意見の異なるものといっても過言ではないでしょう。
 その上、一見あまり重傷に見えないのがまた混乱を助長しています。
 一般的に困難な矯正症例とは「単に歯並びだけの問題ではなく、上下の顎の骨にずれがある」場合でしょう。
 出っ歯の場合は、年齢と共に少しづつ収まってくることが多いのですが、受け口の場合、加齢による成長で悪化することが殆どです。
 従って、あなたが訪れた二軒目の矯正歯科で「中学生位になると下顎が出てきて格好悪くなる」という説明があったのはこのためと思われます。
 ですので、酷くなる前に成長をコントロールする治療を早めに開始する、ということに繋がるわけです。
 お子さまは、その手段として取り外しのできるマウスピース状の装置を希望されているのですね。
 この装置は今でも多くの矯正医が使用しており、無くなった訳ではありません。
 ただこの装置に限らず取り外しのできるタイプの物は確実性が薄いので(患者さんが装着しないと効果が出ない)あまり使いたがらない先生もいるようです。
 この装置は、効果がないわけではありませんが、もし顎のズレに起因する受け口の場合、最も適した装置、とは言いにくいです。
 もっと簡単に言えば「長い期間装着しても改善の度合いが少ない」と言うことになります。
 あの装置が威力を発揮するのは顎の骨の大きさのズレに起因する受け口ではなく、前歯のかみ合わせに起因するタイプの場合です。
 これは専門医でないと判断は困難です。
 おそらく、あなた自身の場合はこのかみ合わせ起因タイプだったと推測されます。
 したがって、今回ご質問の「目立たない装置」での治療がご希望であれば取り外しの物は不可能では無いでしょうが、いささかお勧めしにくいでしょう。
 取り外し可能、という点にこだわりが無ければ、通常の矯正装置で裏側からのものを選択されればよいと思います。
 いずれにせよ受け口の治療は長期化することが多く、「どの装置をいつ、どのように使うか?」によって患者様本人の負担が変わって来るので、担当医に希望を聞いてもらって、よく相談して治療を開始してください。
 治療に時間はかかっても、得る物もまた大きいことも治療を経験されたあなた自身がよくご存じのこととお察し致します。
はしもと矯正歯科 院長 橋本公志 先生]

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【2005.8.26】小児歯科:矯正(開咬)
小学一年です。開咬と診断されました。かかりつけでは、期間と費用がかかるので犬歯の奥の永久歯がはえてからの矯正でいいといわれましたが、それまで放置していいのか心配です。寝るとき器具を噛ませる等の対策が必要でしょうか?(埼玉県6歳女性)
 小学一年です。開咬と診断されました。
 早くも4歳のうちに前歯の乳歯が抜けました。2年半たちますが、前歯の3分の2くらいしか外に出てないそうです。
 舌を前歯でかむ癖があったのでやめさせました。
 幼い頃から口を開いていることが多く、口呼吸をしているようです。
 就寝時は上前歯に舌を押しつけているようです。
 かかりつけでは、期間と費用がかかるので犬歯の奥の永久歯がはえてからの矯正でいいといわれましたが、それまで放置していいのか心配です。
 寝るとき器具を噛ませる等の対策が必要でしょうか。
 筋訓練は6歳でも必要か、また可能なのでしょうか。
 食事中、犬歯で顔をゆがめて噛み切っていますが、今後それの影響がでませんか。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 治療の開始時期についてお悩みのようですね。
 開咬の治療開始は前歯4本と第1大臼歯がはえた頃で、乳歯がまだ残っている時期が適当と思います。
 普通この時期に装置を入れると(タングガード、拡大ねじ付きプレート参照)非常に反応が良く、よほどのことがない限りみるみる前歯のすき間はなくなってきます。
 しかし、永久歯が生え揃ってしまうと極端に動きが悪くなってしまいます。
 口腔筋機能訓練については、ある程度理解できる年令でないと難しいのですが、これは個人差があるため年令だけでは判断がつきかねます。
 通常は、装置の使用と同時に始めることが多いです。[主な症例ー歯が咬み合わない(開咬)参照]
 食事中の噛み方の影響を心配されているようですが、短期間ではそう影響はないと思います。
 しかし、長期間続くと歯並びだけでなく筋肉のアンバランスやあごの正常な発育の阻害などの問題が生じてくる可能性があります。
 噛む時は、片方だけで噛むのではなく、できるだけ両側で均等に噛むようにして下さい。
 口呼吸には扁桃肥大やアレルギー性鼻炎など鼻疾患が関係していることも多いので、そのような疾患があるようでしたら、耳鼻咽喉科も受診されることをお勧めいたします。
 確かに、早くから治療を始めると期間や費用の点においてマイナス面はありますが、状態によってはそれ以上のメリットをもたらします。(早期治療 参照) 
 まだ1、2年は様子をみておかれても手後れになることはないと思いますが、どうしても御心配でしたら専門医で現在の状態を一度みてもらってはどうでしょうか。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.8.21】小児歯科:矯正
長男8歳(小学2年生)の歯です。乳歯の時から反対咬合です。これから矯正歯科で診断してもらおうと思っていますが、写真を見てとりあえずお話を聞けたらと思い、メールしました。(千葉県35歳女性)
 長男8歳(小学2年生)の歯です。
 乳歯の時から反対咬合だったのですが、集団歯科検診でも問題ないとされ、6歳時に歯科医で診てもらったものの、歯の隙間等もあるし、問題ないと言われていましたが、私としては逆なのはおかしいし、下の歯(前歯わきの2本)もすごく奥から生えてきて大丈夫だろうかと心配していたところ、今回学校の検診で歯科医に相談をと報告を受け、6歳時に行った近所の歯科医にまた行きました。
 レントゲンを撮り、一応矯正もやる院長先生にお話を聞いたところ、これから生えてくる永久歯に対して上下ともスペースが足らないから、早いうちに矯正をした方がいいと指摘されました。
 一方的に説明をされよく分からなかったので、これから他の矯正歯科で診断してもらおうと思っていますが、写真を見てとりあえずお話を聞けたらと思い、メールしました。
 宜しくお願い致します。
A おはようございます。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 写真拝見させていただきました。
 実はレントゲンを見ないと確定的なことは言えないんですが、この写真を見る限りでは上の前歯が中に入ってしまっているように見えます。
 咬合の分類から行くと「反対咬合」ということになりますが、上顎骨の成長との関連性があるとしたら早めに改善をする必要があります。
 なので治療開始時期はやはり早めのほうが良いでしょう。
 現在八歳ならばまだ遅いというわけではありませんのでご安心下さい。
 ところで質問ですが、受診をされた歯科医院は矯正専門の医院でしょうか?
 もし違うのならば専門医院での受診をお奨めします。
 矯正治療は歯科治療の中でもとても特殊な治療なので、誰もができる治療ではありません。
 今回においては6才時と今回での歯科医師の見解の違いに私も多少なりの疑問があります。
 もし専門医であればこの状態を6才時で放置することはないと思いますので、ご確認の上、受診されることをお奨めします。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.8.18】小児歯科:歯並び
4歳になる、娘の歯並びで悩んでいます。下唇をチュッチュッするクセが直りません。ストレスを貯めずにやめさせる方法はありますか?また、スグに小児歯科へ連れて行くべきでしょうか?(板橋区32歳女性)
 4歳になる、娘の歯並びで悩んでいます。
 眠るときや本を読んであげているときなど、下唇をチュッチュッするクセが直りません。
 先日、区の歯科検診へ行った際に「前歯2本が出っ歯気味、下の歯もピッタリとくっついて生え揃っているので、即刻チュッチュッはやめて下さい」と言われました。
 前歯で物を噛み切ることも出来にくいようです。
 ストレスを貯めずにやめさせる方法はありますか?
 また、スグに小児歯科へ連れて行くべきでしょうか?
 よろしくお願いします。
A おはようございます。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>下唇をチュッチュッするクセが直りません。
 こういう行為を専門用語で「悪習癖(あくしゅうへき)」と言います。
 指しゃぶりなどもこの悪習癖なのですが
 通常は3〜4才でやめることができれば6才頃から生えてくる永久歯に影響はないと言われています。
 今ならまだ間に合うと思いますので早めに歯科医院への受診をお奨めします。
 またこの場合歯並びの問題が主訴になりますので、小児歯科よりも矯正専門医への受診が良いのではないでしょうか?

>ストレスを貯めずにやめさせる方法はありますか?
 申し訳ありませんが、治療は少なからずストレスは伴うものと考えてください。
 ただ、お子さんは成人と比べ治療に対する順応性は高いので、慣れてしまうのも早いと思われます。
 あまり、気にする必要はないでしょう。
 ちなみに私が今まで見てきた多くの矯正患者さんのうち、このストレスで治療を中断したという方は一人もいらっしゃいません。
 どちらかというと、お子さんよりご両親の治療に対する姿勢のほうが矯正治療の場合大きな要素を占めていることが多いので、もし、この悪習癖を改善してキレイな歯並びを獲得したいのであれば、それなりの覚悟は必要だと思います。
 ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、お子さんのためにアドバイスをさせていただいていますので、何卒ご了承ください。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]


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【2005.8.8】小児歯科:矯正の治療方法は?
11歳の男の子です。下の歯の5番めの歯と7番めの歯(両方とも永久歯)のすき間がほとんどなく、6番めの永久歯がはえてこられない状態になっている、と言われました。矯正するとしたら、どのような治療になるのでしょうか?(埼玉県39歳女性)
 11歳の男の子の事で、相談させて下さい。
 下の歯の5番めの歯と7番めの歯(両方とも永久歯)のすき間がほとんどなく、6番めの永久歯がはえてこられない状態になっている、と虫歯の治療に行った歯医者さんに言われました。
 矯正するとしたら、どのような治療になるのでしょうか。
 永久歯を抜いたりすることもあるのでしょうか。
 また、もし矯正しないで様子をみるとしたら、将来、どんな不都合が生じてくる可能性があるのでしょうか。
 やはり、矯正は必須と考えなくてはいけなのでしょうか。
 どうか、ご助言をよろしくお願いいたします。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 下の第1大臼歯(6番目の歯)が並ぶすき間がないことにお悩みのようですが、頻度から言うとかなり稀なケースだと思います。
 通常前歯4本と第1大臼歯が永久歯では最初に生えてきます。
 ですから、第1大臼歯が生えて来れない状態にあるということは、生える時期に前方に傾いて前にある乳臼歯に引っ掛かる形で生えて来れなかったのかもしれません。
 そして、生えて来れず、低い位置にある間に後方から第2大臼歯(7番目の歯)が前方に傾斜しながら生えてきたことが考えられます。
 第1大臼歯は、物を噛む上で中心的な役割を果たす歯です。
 また大臼歯がしっかり噛めていないと下あごの位置が安定せず、顎関節症など他の問題が生じる可能性があるため、放置して置くのは避けた方が賢明です。
 治療の方法としては、補綴治療と矯正治療があります。
 補綴治療とは、差し歯に代表されるダミーの歯で咬み合わせを補うものです。
 治療期間が短いというメリットはありますが、もし冒頭に書いたような経緯で現在の状態になったとしたら咬み合わせに問題が生じているでしょうし、さらに第2大臼歯が前方に倒れてきてひどくなる可能性があります。(当院ホームページーお悩み相談12月12日参照)
 11歳と言う年令から考えても矯正治療の方が良いと思います。
 実際の治療としては第1、第2大臼歯とも前方に傾斜した状態だとすれば、まず第2大臼歯を後方に移動(本来の生える位置に戻すと考えて下さい。)し、生えるスペースを確保した上で第1大臼歯を並べるという手順になります。
 使用する装置は、わたしの場合はSMCあるいはリンガルアーチエッジワイズを併用ということになると思います。
 ただ、あまりにも第2大臼歯の傾斜がひどい場合や第1大臼歯が骨性癒着(骨に歯がくっついて歯が動かない状態)の場合は第1大臼歯の抜歯を行ない、第2大臼歯をその代わりになるように前方へ移動します。
 この場合は、親知らず(第3大臼歯)を第2大臼歯の代用にします。
 あるいは、第2大臼歯を後方へ動かした後、第1大臼歯の部分に補綴処置を施すこともありえます。
 以上は、部分矯正を前提に説明しましたが、問題になっている部位以外の歯の咬み合わせによってはもちろん全顎矯正など他の選択肢も考えられます。
 とりあえずは、専門医に全体の咬み合わせを診てもらってから対処法を決めるのがベストだと思います。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.8.6】小児歯科:矯正?
子供(9才)の事ですが、上の前歯が少しだけ前に出ていて矯正が必要かな?って思っていますが、上の歯4本と下の歯4本が永久歯でそれ以外はまだ抜ける気配もありませんが、もう少し様子を見てからでも大丈夫でしょうか? (博多区33歳女性)

 子供(9才)の事ですが、上の前歯が少しだけ前に出ていて矯正が必要かな?って思っていますが、今通っている小児歯科(矯正歯科ではありません)の先生は「まだもう少し後でいいでしょう・・・・」と言っていましすが、お友達の歯科衛生士の人は「そろろそ矯正したほうがいいのでは?」と言っていて どうすればいいのかがわかりません。
 上の歯4本と下の歯4本が永久歯でそれ以外はまだ抜ける気配もありませんが、もう少し様子を見てからでも大丈夫でしょうか?。
A  はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 一般論としての矯正開始適齢期は、7〜8才とよく言われておりますが、実際は状態(出っ歯なのか、受け口なのか等)や性差によりけりで未だ決定論的な物はありません。
 また、同じ3年生でも5年生に間違えられる子もいれば年長さんに見える子もいます。
 従って、貴方のお子さまの年齢(小学校中学年)位で、開始年齢であまりシビアに考える必要はありません。
 それに、治療開始しての今後を考えると、今はじめても2年先にはじめても治療が終わるのは少なくとも15〜16才ぐらいとお考え下さい。
 つまり、全ての永久歯が生えそろってそれが正しい状態でないと治療が終わった事にはならないからです。
 永久歯列が完成するのは少なくとも12〜13才ですからこの先3年程度は生え替わりが続きます。
 ですので、あまりあわてる必要はなく、さりとて何時までも放置するわけにも参りません。
 現在、小児歯科にかかっていて、その先生と信頼関係が確立しているのならばお任せするのが賢明でしょう。
 その場合、その先生がその後の矯正治療までキチンと考えが及んでいるかという確認はしておいた方が良いでしょう。
 本格的な矯正に自院が対応している場合と必要に応じて専門医に依頼する場合がありますので、心配ならば、そのあたりを確認されることをお勧め致します。
[はしもと矯正歯科 院長 橋本公志 先生]

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【2005.7.24】小児歯科:矯正の開始時期と方法?
小学二年生の8歳の女の子です。左上2番の歯が奥に生えてきています。矯正するにはいつ頃がいいのか、また、どのような方法で行われるのか教えていただけませんでしょうか?(高松市33歳女性)
 小学二年生の8歳の女の子です。
 左上2番の歯が奥に生えてきています。
 母親の私もそうなのですが、娘にはきれいな歯並びをさせてあげたいと思っています。
 矯正するにはいつ頃がいいのか、また、どのような方法で行われるのか教えていただけませんでしょうか。
 因みに、左右1番は大きめに生えてきました。(私もそうなのですが、ビーバーみたいな感じでしょうか)
 一週間ほど前に右上Bが抜けたばかりです。
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 治療開始の時期については、多くの方が悩まれている問題のようです。
 大きく分けると、乳歯列あるいは混合歯列(乳歯と永久歯が存在している状態。現在の娘さんの状態です。)から始める『早期治療』と『永久歯列の治療』があります。
 どちらの場合でも、見た目はきれいに治ります。
 それでは、なぜあえて時間のかかる『早期治療』というものがあるのでしょうか。
 それは当院ホームページお悩み相談ー2月11日5月15日分でくわしくお答えしていますので参考にして下さい。
 娘さんのように2番目の歯が奥に生えてきている場合、ものを食べる時のあごの動き(咀嚼運動)に問題が生じることがあります。
 ようするに、本来のあごの動きができず筋肉に負担がかかり、あごの関節に異常が出る可能性があるわけです。
 治療法としてはもちろんその程度にもよりますが、特にその歯が下の前歯より内側になっているようなら、まずその歯を前方に出して前歯をきれいに並べることが必要です。
 前方へ出すスペースがないようでしたら、その前にスペースを作らなければなりません。
 このような状態は「ロックされた状態」と呼ばれ、あごの成長にも悪い影響を与える可能性があります。
 その後の治療については主な症例ー歯のデコボコ(叢生)その1その2を御覧下さい。
 とりあえずまずは専門医を受診され、現在の状態をみてもらって下さい。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.7.23】小児歯科:二態咬合
1歳6ヶ月の息子です。先日歯科検診で、下顎が未発達の為の二態咬合と診断されました。将来、矯正等が必要になる重大な症状なのではないかと心配しています。(36歳女性)

 はじめまして
 1歳6ヶ月の息子の事でご相談いたします。
 先日歯科検診で、下顎が未発達の為の二態咬合と診断されました。
 離乳食の開始が遅く(丁度1歳頃から)しかもあまりスムーズに進んでおらず、今でも時には丸呑みしている事もあるようなのですが、とにかく今は色々な物をよく噛む様にという事で、それ以外は特に何も指示されなかったのですが、下顎の発達につれ、自然に治るものなのでしょうか。
 将来、矯正等が必要になる重大な症状なのではないかと心配しています。
 どうぞ宜しくお願い致します。
A こんにちは、西田矯正歯科の西田真です。
 下顎未発達の二態咬合と指摘され、ご心配のことと存じます。
 しかし、1歳半ですと、歯も完全に生えてきていませんし、顎の関節も未発達です。
 本当に下顎未発達の二態咬合なのかは、現時点では判断できません。
 今はとにかく食べる機能の発達に努めることです。現在、丸呑みしていることもあるとの事ですが、噛めないのか、噛まないのかを判断して対策を講じるべきです。
 具体的には、保健所等で実施されている歯の相談、食べ方相談を利用されてはいかがでしょうか。
[西田矯正歯科 院長 西田真 先生]

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【2005.7.18】小児歯科:顎を拡げる矯正
7歳の娘の事でご相談お願いします。顎の大きさに比べて、歯が大きいということで、裏側から装置をつけて顎を広げましょうという事になりました。今後、装置をつけて顎をひろげスペースができたのならば後は自然に生えるのをまかせても大丈夫なのでしょうか?やはりワイヤーをつけなければキチンと並ばないのでしょうか?(千葉市7歳女性)
 7歳の娘の事でご相談お願いします。
 現在、矯正歯科に通い、矯正をすべきか検査をしたところです。
 結果は噛み合わせなどの問題はなく、顎の大きさに比べて、歯が大きいということで、裏側から装置をつけて顎を広げましょうという事になりました。
 現在は上の歯4本が永久歯に生え変わり、前歯2本は綺麗に並んでいるのですが両隣の歯がスペースがなく斜めに生えている状態です。
 下の前歯も4本生え変わって同じく真ん中の歯2本は綺麗に並んでいるのですが両隣、特に1本は後ろに下がった状態になっています。
 今後、装置をつけて顎をひろげスペースができたのならば後は自然に生えるのをまかせても大丈夫なのでしょうか?
 やはりワイヤー(正式な名前がわからないのですが表に見えるワイヤーです)をつけなければキチンと並ばないのでしょうか?
 スペースができれば斜めになった歯も自然と元に戻らないのでしょうか?
 素人的にスペースができれば自然な形で歯は生えてくるのではないかと考えてしまいます。
 顎をひろげる矯正をしたら顎を広げるだけで終えることはできないのでしょうか?
 顎を広げるだけで矯正をやめると何か問題が起きるのでしょうか?
A おはようございます。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>今後、装置をつけて顎をひろげスペースができたのならば後は自然に生えるのをまかせても大丈夫なのでしょうか?
>やはりワイヤー(正式な名前がわからないのですが表に見えるワイヤーです)をつけなければキチンと並ばないのでしょうか?
 この場合、どこまでをフィニッッシュと考えるかどうかが問題になります。
 7歳のお子さんであれば基本的には取り外し式の装置での治療が中心になると思いますし、もしワイヤーによる治療をするとしても、12歳頃からになると思っていただいて良いでしょう。
 この時期(6歳〜12歳頃まで)最も大事なことはアゴの大きさと歯のバランスを整えることです。
 一本一本の歯をキレイに並べることではありません。
 ですので今の時点でワイヤーによる治療について考える必要はないのではないでしょうか。

>スペースができれば斜めになった歯も自然と元に戻らないのでしょうか?
>素人的にスペースができれば自然な形で歯は生えてくるのではないかと考えてしまいます。
>顎をひろげる矯正をしたら顎を広げるだけで終えることはできないのでしょうか?
 まず最初に
 ひとつご理解いただきたいのは、今の歯並び(治療前)がお子さん本来(自然)の歯並びだということです。
 ですので「元に戻る」という言葉は適切ではなくなります。
 つまりキレイに並べたほうが動かされた歯にとって「自然な形」ではないということになります。
 もちろん歯がキレイに並ぶ環境(アゴの大きさ)を整えてあげれば後から生えてくる永久歯は良い位置に出てくると思います。
 ただ今すでに出ている永久歯については人為的に動かさなければ、いわゆる「キレイな位置」には並んでくれないかもしれません。
 質問があるのですが今回のお話しからすると、そこの医院では拡大終了後、ワイヤーによる治療をすることになっているということでしょうか?
 一連の治療計画の中に組み込まれているんですかね?
 通常はそこは自由に選択できると思いますがいかがなんでしょう?
 まとめますと
 最初にお話したようにフィニッシュをどこに設定するかだけだと思います。
 「ある程度並んでいればいい」と思うのかそれ以上を求めるのか?
 完璧を求めるのであればワイヤーによる治療は必要だと思います。
 ただ、ワイヤーの治療にはかないませんが、拡大による治療でも歯並びをある程度治すことはできます。
 当医院でも拡大だけで終了している患者さんはたくさんいますので、特に拡大だけで終了したからといって問題はないと思います。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]


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【2005.7.11】小児歯科:矯正器具のバイオネーターについて
11歳の娘についてご相談があります。娘は、半年前から下あごを前に出すためにバイオネーターという器具をつけていましたが、ここ二ヶ月で顎の高さが、左右違ってきてしまいました。(口を閉じた時、明らかに左の口元が下がってしまっている状態です。)改善策があれば教えてください。(東京都11歳女性)
 11歳の娘についてご相談があります。
 娘は、半年前から下あごを前に出すためにバイオネーターという器具をつけていましたが、ここ二ヶ月で顎の高さが、左右違ってきてしまいました。(口を閉じた時、明らかに左の口元が下がってしまっている状態です。)
 歯科医は、なぜ、高さが違ってきてしまったか理由を教えてくれません。
 私も心では、バイオネーターのせい?と思いつつも医者には問い詰めることもできず、もやもやと悩んでおります。
 一応処置として、バイオネーターの奥歯の高さを調節してもらい様子を見ている状態ですが、このような処置の仕方でよいのでしょうか。
 なぜこのようなことになるのか、また高さが違う場合どのような生活(咬みかた等)をすればよいか、改善策があれば教えてください。
 素人なのでよく分かりませんが、左のほうが、下がっているので左で咬めば、いいのでは、とも思いますが、正しいかわかりません。
 よきアドバイスを頂けたらと思います。
 よろしくお願いいたします。
A こんにちわ。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>11歳の娘についてご相談があります。娘は、半年前から下あごを前に出すためにバイオネーターという器具をつけていましたが、ここ二ヶ月で顎の高さが、左右違ってきてしまいました。
>(口を閉じた時、明らかに左の口元が下がってしまっている状態です。)
>歯科医は、なぜ、高さが違ってきてしまったか理由を教えてくれません。
 アゴの高さが変わってきたというお話ですが残念ですがこの情報だけでは確定的なことが言えません。
 ごめんなさい。
 左の口元が下がっているという事は左の咬合が高いと言う事になりますでしょうか?
 先に当たるのは左側?ですか?

>一応処置として、バイオネーターの奥歯の高さを調節してもらい様子を見ている状態ですが、このような処置の仕方でよいのでしょうか。
 確かにバイオネーターは奥歯の高さをコントロールする為の機能がついていますので、治療のやり方によっては片側だけ咬み合わせを高くすることも可能です。
 現時点でバイオネーターでの治療を選択しているのであれば、奥歯の改善をこれで行うということは間違ってはいません。
 まぁ実際何をしているのかはわかりませんが・・・

 11歳ということはそろそろすべて永久歯に生え変わる時期でしょうか?
 アゴのコントロールというのは通常永久歯にすべて生え変わる12歳頃までとされていますので、その先の治療方法について問い合わせをしてみてはいかがでしょう?
 そのアゴの高さの改善も含めて。

>高さが違う場合どのような生活(咬みかた等)をすればよいか、改善策があれば教えてください。
 また日常の生活の中で何かに気をつければ改善するというものではありません。
 もし、気をつけるとしたら左右バランスよく食事をするとか、姿勢を正すとか。
 それぐらいしかありません。
 何かを無理に行うと余計悪くなることもありますのでオススメはしません。

 まずは、何が原因でそういう咬み合わせになったのか?
 また、それを改善する為に何を行う必要性があるのか?
 そこをキチンとしておかないと、すべてが机上の空論になってしまうので、すべてにおいて確定的なことがお話できません。
 再度詳細な情報があればお教えください。
 よろしくお願いいたします。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]


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【2005.7.5】小児歯科:10歳女の子・矯正期間と費用
10歳の女の子ですが、上側の歯が全体に歯と歯のすき間が相当あいています。並びは悪くないのですが、一本一本のすき間が気になります。これは自然に治っていくものですか?(高松市39歳女性)
 お世話になります。
 10歳の女の子ですが、上側の歯が全体に歯と歯のすき間が相当あいています。並びは悪くないのですが、一本一本のすき間が気になります。
 これは自然に治っていくものですか?
 それとも矯正が必要ですか?
 子供の矯正は期間や費用はどの程度のものですか?
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 アグリーダックリングステージ(みにくいあひるの子の時代)といって永久歯が全部生えそろう前の段階で前歯部にすき間がある時期があります。
 娘さんがこの時期であればよほど大きなすき間でない限り、上の犬歯が生えてくる頃より徐々にすき間はなくなってくるでしょう。
 しかし、犬歯もすでに生えている場合は自然に治るのは難しく矯正治療が必要になってきます。
 原因として考えられるのは、歯のサイズが小さい、歯の本数が足りない、舌の癖など様々です。
 それぞれの原因により治療方針も変わってきます。
 前2者が原因の場合は矯正単独ではむずかしく補綴処置(差し歯や形態修正など)が必要になることもあります。
 舌癖がある場合は癖を直すトレーニングを行なう可能性が高くなります。(当院ホームページMFT参照)
 費用については当院の場合では難易度により基本料に違いがあり、同じすき間でも状態、原因によって変わってきます。
 特に上下の歯のかみ合わせの状態が重要です。(当院ホームページー矯正費用参照)
 ご心配でしたら矯正専門医に相談に行かれることをお勧め致します。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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Q
【2005.6.30】小児歯科:癒合歯
4歳の息子ですが、上の前歯が癒合歯と診断されていて先日レントゲンを撮ったところ、永久歯の数は揃っているが癒合歯の下には永久歯が1本でそのすぐ横に90度向きを変えた歯がありました。永久歯の歯並びがとても心配です。(奈良県生駒市32歳女性)

 4歳の息子ですが、上の前歯が癒合歯と診断されていて先日レントゲンを撮ったところ、永久歯の数は揃っているが癒合歯の下には永久歯が1本でそのすぐ横に90度向きを変えた歯がありました。
 永久歯の歯並びがとても心配です。
 横を向いている歯はそのままはえてくるのでしょうか?
A  はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 通常複数であるはずの歯がくっついてしまい、一塊りになっている物を癒合歯と呼びますが乳歯が癒合歯であることそのものにはあまり問題となりません。
 しかし、癒合歯がある場合、その下の後続永久歯がうまれつき数が足りない(先天的欠如と呼び、先欠と略称されています)事が多いため、これを発見した歯科医はその先の心配をする事が多いです。
 さてお子さまは数がそろっていたとの事ですが、まずはそれが何よりでしたね。
 しかし隣の永久歯が90°向きが変わっていたとの事ですが、結論から申し上げると現時点であまり心配する事はありません。
 簡単に言ってしまうと「骨の中にある歯を動かす事は非常に困難」だからであり、殆どの場合「向きが変わっていても生えるには生えてくる」からです。
 無論、中には生えるのに偉く時間が掛かったり、何時まで待っても生えてこないときもありますが、これらの判断は時間の経過と平行して観察した上で判断する事が必要です。
 つまり、「向きが変わっている」ことと「生えてこない」ことは対処方法が異なり、別々に対応する必要があります。
 向きが変わっていることの対応は歯が生えてきてからであり、生えてこない事は「自然に生えて来れないかどうか?」という確認が取れてからの対応です。
 文面からはどの方向に向きが変わっているか判断できませんが、歯の軸方向であっても生える方向そのものの向きであっても過去の治験例から対応可能ですし、生えて来れない歯も90%以上の確立で「引っ張り出す」事が可能です。
 ただし、数千本に1本程度、押しても引いても動かない歯があり、この場合は対応困難ですが、かなり低い確立です。
 従って4才という現在の年齢を考慮すると現状であまり心配する必要はありませんが、現在レントゲンの情報がありますので、今後はそれらを含めた観察、対応がのぞましいでしょう。
 また、「歯の向きが変わっている」というのはレントゲン上とても分かりやすいもので、そればかりに目を奪われがちですが、今後年齢が上がって来るにつれて生え替わりが起こって参ります。
 その時々に応じて的確な対応が望ましいでしょう。
 癒合歯を見てレントゲンを確認された先生はとても注意深く、良心的だと思われます。
 その医院が矯正の対応が可能であるなら今後よく相談された方が良いと思いますし、本格的な矯正を行っておられないならば、信頼できるかかりつけの専門医を見つけられるとよろしいかと思われます。
[はしもと矯正歯科 院長 橋本公志 先生]

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Q
【2005.6.17】小児歯科:矯正
10才(小5)の娘が矯正を勧められています。後悔ややり直しはしたくありません。我々素人は何を基準に方法や先生を選べばいいのか困っています。(小金井市10歳女性)
 10才(小5)の娘が矯正を勧められています。
 親として、健康な歯を抜歯することへ抵抗感を持っている時「床矯正」を知りました。
 矯正専門医の先生にお聞きしたところかなり否定的でした。
 費用にも差がありますが、かといって後悔ややり直しはしたくありません。
 我々素人は何を基準に方法や先生を選べばいいのか困っています。
A こんにちわ。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>我々素人は何を基準に方法や先生を選べばいいのか困っています。
 非常に難しい問題ですよね。
 心中お察しします。
 ボクが普段患者さんにお話していることは、とにかく矯正治療というのは期間がかかるものだし自費ですから費用も安くありません。
 そんな中、やっぱり心の支えになるのは医師−患者間の信頼関係以外にないんじゃないかと思うんです。
 だから、とことん話し合いをさせてもらって納得できないのであれば、焦って契約を結ばないほうがいいということをいつも強く言っています。
 だから、その医院が「歯は抜きたくない」という要望に対して否定的ならば、肯定的な医院を選択するのも一つですし否定する先生ととことん話し合うのも一つでしょう。
 ちなみに、歯を抜くことに抵抗があるようですがボクはそうは思っていません。
 健康で一番大切なのは「バランス」だと思います。
 最近非抜歯治療が盛んですが、あれはもともと欧米人用に開発された治療方法で日本人の骨格にはあまり適応するとは思っていません。 
 確かに、聞こえはいいかもしれません。「歯を抜きません」っていうフレーズは。
 でもボクにはセールストークにしか聞こえません。
 その人の健康を第一に考えたらこの言葉は出てこないと確信しています。
 例えて言うなら、それは3人がけのソファーに5人で座っているようなもの。
 ソファーを5人がけに改造できるのならばいいかもしれませんが、それができないとしたら人数を3人にするしかバランスをとる方法はないんです。
 いくら、みんな健康な人だったとしても、そんな狭いところにずっと座っていたら体を壊すと思いませんか?
 歯で例えるのならば、将来虫歯や歯槽膿漏になる可能性が高くなると思うんです。
 ここのバランスを考えないと。
 矯正治療は通常の歯科治療と違い、より大きな視点で治療を行います。
 それは、その人の健康を維持する為の治療なんです。
 歯を4本抜くことでその人の健康が何百倍にも高められるのなら、迷わずそちらを選択すると思うのですがどうでしょう?
 ごめんなさい、個人的な意見でした。
 でも、ボクも歯を抜くのは基本的にキライです。
 やらないで済めばやりたくないです。
 そんなボクが矯正に対する抜歯行為についてはこのような見解を持ちます。
 もし良かったら考えてみてください。
 「その子にとって何が一番大切なのか?」を。
 抜歯・非抜歯についてご質問があるのならいつでもご相談ください。
 何はともあれ信用できる先生でなければいくら技術があっても心配は尽きないと思いますし、何でも話せる先生のほうが何かと親身になってくれるんではないでしょうか?
 あまり答えになってなかったらごめんなさい。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名 康雅 先生]

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【2005.6.13】小児歯科:11歳娘の矯正
11才になる娘のことですが、上の前歯2本が永久歯へと生え変わった時に下歯より内側になってしまいました。ちょうど歯の先同士が合うような感じです。部分的な矯正は可能ですか?(神戸市45歳男性)
 11才になる娘のことで相談したいのですが、上の前歯2本が乳歯の時は普通でしたが、永久歯へと生え変わった時に下歯より内側になってしまいました。
 ちょうど歯の先同士が合うような感じです。
 部分的な矯正は可能なんでしょうか?
A 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 文面だけでははっきりしたことはいえませんが、以下のポイントが基準になると思います。
 1.内側になっている歯を前方に出すスペースがあるかどうか。
  なければまずスペースを作ることから始めなければなりません。
 2.前歯の咬み合わせが浅いか、深いか。
  浅い場合は前歯だけで対処するのは難しく、すべての歯を動かす必要があります。
 3.骨格的な受け口の傾向はないか。
  この傾向があり、まだ成長が残っている場合は治療は長期間かかります。
 4.犬歯より後方の歯の咬み合わせが上下で前後的にずれていないか。
  ずれを治さないと咬み合わせが不安定になります。
 5.舌の癖があるかどうか。
  あれば舌のトレーニング(MFT参照)が必要です。
 ざっとあげてみましても以上の点がクリヤーされないと部分矯正の適用にするのは難しいと思います。
 経験上、咬み合わせや治療後の安定性、後戻りなどを考慮すると部分矯正で対処できるケースは極めて少ないと感じています。
 相談のご希望がありましたら、拝見させて頂きますので予約をおとり下さい。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]

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【2005.6.10】小児歯科:
2歳0ヶ月の子供が上顎前突の診断を受けました。骨格に問題があるように思うのですが、3歳までこのまま様子を見ていていいのか心配です。(岐阜市33歳女性)

 2歳0ヶ月の子供の相談です。
 先日保健所の歯科検診で上顎前突の診断を受けました。
 現在指しゃぶりをしているので、3歳までにやめていけるよう指導されました。
 もちろん指しゃぶりもやめていきたいと思うのですが、私の見たところ生まれたときから上の歯茎が出ていて、下あごが下がっているように感じていました。
 原因が指しゃぶりだけとは思えません。
 骨格に問題があるように思うのですが、3歳までこのまま様子を見ていていいのか心配です。
 医師にかかるとすれば、やはり矯正歯科にかかるのでしょうか?
 よろしくお願いします。
A はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 出っ歯は矯正治療対象となる不正咬合の中でも多数を占め、現在でも指しゃぶりからの由来と思われる場合が多々あります。
 また不正咬合の原因には先天的な物と後天的な物があり指しゃぶりは後天的な物の代表格です。
 原因を除去するのはどんな治療でも大原則ですが、原因を除去しただけで自然に治ってゆく物と原因がなんであれ一旦なってしまった状態から復帰するのに治療が必要な物があり不正咬合は具体的な治療が必要な物の一つです。
 さて、お子さまは現在2才だそうですが、結論から申し上げると現時点ではなるべく指しゃぶりを控えるように見守ってあげるのに留めておくのが良いかと思います。
 指しゃぶりは歯並びの観点から申しますとやらないに越した事はありません。
 しかし、指しゃぶりはただの習慣である場合と何らかの精神的な代償行為である場合があり、簡単に言えば「寂しい、かまって欲しい」と子供が思っているときに相手がしてもらえない(あくまで子供の主観です)ような状態の時に行っている事があります。
 代償行為として行っている指しゃぶりをあまり強引な方法で強制的に中断させると情緒障害に陥る恐れがあると言われており、最初はなるべくさせない(見つけたら手を握ってあげるとか)方法でのアプローチが望ましいでしょう。
 矯正学的には最大6才ぐらいまでに中止すれば骨格レベルの不正には発展しにくいと言われており、お子さまの年齢を考えると、まずはしない習慣作りからが良いでしょう。
 また貴方は原因が指しゃぶりだけではないと思っておられるようですが、仮に先天的な原因による出っ歯であっても具体的な治療(矯正装置を用いるような)に入ってゆくにはいささか早すぎるかと思われます。
 とはいっても親御さんの立場としては心配もおありでしょうから、気になるのならば専門医への受診をお勧め致します。
 矯正の専門医ならば「すぐに治療に取りかかる」というよりは、最初のうちは年間数回程度の来院で経過の観察を行い、しばらく様子をみてベストと思われる時期になると治療開始、といった案配で進んで行く事が多いです。
 この間歯並びだけでなく総合的な口腔管理(定期検診による虫歯の早期発見など)も行う事が出来ますので(歯並び以外の治療は小児歯科等への依頼になります)そういった意味でもご安心かと思います。
 実際の治療の開始時期については
 http://www.hanarabi.tv/#03
 を、指しゃぶりについては
 http://www.hanarabi.tv/qa/04072.html
 を参考にして下さい。
 現在の年齢を考えると現時点であまり心配する必要は無いと思います。
 それでもかかりつけの矯正専門医があれば何かとご安心でしょうから、心配ならば一度専門医への受診をお勧め致します。
 なお岐阜市であれば市内に
 http://www.kikcs.com/
 の岸本先生がいらっしゃいます。
 この先生は私の学生時代からの先輩ですので、安心してお任せできるかと思いますのでよろしければ一度ご相談されてはいかがでしょうか。
[はしもと矯正歯科 院長 橋本公志 先生]
Q  とても丁寧なお返事ありがとうございました。
 やはり2歳では早そうなので、もう少しこのまま見守りたいと思います。
 幸い指しゃぶりの癖も注意しながら接していたことろ、やめることができました。
 癖になっていたようです。
 また、近くの医院を紹介していただき参考になりました。
 岸本先生のHPも検索しており、信頼できそうな医院だと感じておりました。
 矯正をするかどうかは別として、一度診察していただきたいと思っております。
 様子を見ながら必要ならば、相応の年齢に始めていきたいと思います。
 少し安心しました。
 本当にありがとうございました。

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【2005.6.8】小児矯正:娘6歳の矯正開始時期
娘が今年で6歳になりますが、下の歯の4本目がスペース的に狭く少し後ろにずれてはえてきそうです。前の2本はまっすぐですが右の2本目も少し斜めに生えています。まだ幼稚園なので様子を見てから矯正をしたほうがいいのか悩んでいます。(岐阜県柳津町29歳女性)
 娘が今年で6歳になりますが、永久歯に生え変わった歯は全部で3本あります。
 いつもフッ素で通っている歯医者の先生に歯並びが心配でしたのでレントゲンを撮っていただいたら下の歯の4本目がスペース的に狭く少し後ろにずれてはえてきそうです・・・前の2本はまっすぐですが右の2本目も少し斜めに生えています。
 現在は、上の前歯が1本抜けている状態です。
 取り外しできるような器具を寝る時などにつけるのを紹介されました。
 これをすると、上の歯もあごが多少大きく伸ばされ綺麗に生えやすいのでしょうか。
 まだ、幼稚園なので様子を見てからのほうがいいのか、ずれて生えてきそうな時に矯正してしまうのと、どちらが良いのでしょうか・・・ 1年くらい様子をみてからにしようか考えています。
 アドバイスをよろしくお願いします。
A

広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 矯正治療の開始時期に関するお悩みのようですね。
 お子さんのような乳歯と永久歯が混在した時期に始める治療を早期治療と呼びます。
 早期治療の目的は永久歯が生えそろう前に顎骨や歯槽骨(歯が生えている周りの骨)、筋肉の不調和を改善し、お口の中の環境を整えることです。
 結果的に将来小臼歯を抜かないで治療できる可能性が高くなります。
 一方、治療期間が長くなることや協力が悪いと効果が充分に得られないなど欠点もあります。[当院ホームページ−早期治療参照
 治療する歯科医側にもstep by stepの緻密な治療が要求されます。[主な症例ー歯のデコボコ(叢生)その1その2その3参照]
 私の開始の目安は4本の前歯と第1大臼歯が生えた時期です。
 ただし上記のように治療期間が長くなるため、可能な限り治療の開始は遅らせるようにしています。
 最初の検査では歯のレントゲンだけではなく、顔のレントゲンから上あごと下あごの問題がないかなども考慮して治療の開始時期を決めます。
 もちろん同様のケースを治した経験も重要な基準になります。
 お子さんのデータがありませんので、はっきりしたことは言えませんが、歯列の著しい狭窄、永久歯のはえるスペースの不足あるいは骨格の不正がなければ1年ぐらいは様子をみても良いかもしれません。
 先生にそれらの点を質問された上で判断されることをお勧め致します。
 同様の開始時期に関する質問には新着お悩み相談2月11日分でお答えしましたのでこちらも参考にして下さい。
[広瀬矯正歯科 院長 広瀬 豊 先生]


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Q
【2005.6.6】小児歯科:2歳児の矯正のこと