西新宿歯科クリニック 院長の
武末秀剛です。
母乳育児と薬の問題はお母さん達を悩ます大きな問題です。
日本の薬の能書には動物実験で少しでも母乳中に薬が移行すると母乳を止めなさいと書かれているため、母乳育児に関心のない医療者は簡単に母乳を止めるように指示します。
数日でもミルクにしてしまうと母乳に戻すことは非常に困難です。
また、ミルクにすると赤ちゃんの機嫌が悪くなり扱いがいつも以上に大変になります。
このようなことを含めて、お母さんが薬を必要としたとき、その薬を使うことのメリット、デメリットを比較して薬使用の是非を考えます。
母乳育児を大切にしている国では、一つ一つの薬について本当に影響があるかを調べ安全性を確認しています。
一番大規模な調査を行っているのがアメリカで、母乳を大切に考えている日本の医療者はアメリカ小児科学会の薬事委員会の見解を参考にして母乳と薬について判断しています。
お伺いした限りでは、明らかに薬を使用するメリットがデメリットを上回ることが予想されるので、安全な薬を使用しての治療を行なうことが必要のように思われます。
母乳育児中の薬の服用は、できるだけ授乳直後に服用すること、1日のうちで最も授乳間隔の空く授乳の終了直後などに服用するようにしたら薬の母乳を通した赤ちゃんへの影響を最小限にできます。
金額については、特殊な治療以外は基本的に保険の範囲内での治療が可能ですので通常の歯科治療の場合と変わりありません。
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西新宿歯科クリニック
武末 秀剛先生]