西新宿歯科クリニック 院長の武末秀剛です。
口臭で悩まれている方は決して少なくありません。その原因はある大学病院の98年〜6年間に診察した約800人の患者による分析によると以下の割合です
34.8% 口腔内の問題(歯周病、口腔内疾病、口腔機能低下)
31.8% 舌苔など生理的現象
30.0% 問題になるほどの口臭ではない仮性口臭症
1.5% 全身の病気(副鼻腔炎など耳鼻科系の細菌感染、糖尿病)
つまり、65%以上が口腔内に口臭の原因があるものの30%は問題とはいえない、つまり本人のみが気になっているものの病的でないレベルのものが含まれているのです。
口臭の原因物質は、硫化水素などの揮発性硫黄化合物が大半で唾液や舌苔など口腔内にあるたんぱく質を細菌が分解し発生するのです。
この総量を測れるガスセンサーや原因成分を分析できるガスクロマトグラフィーで臭いを数値化できるのです。病院によってはこうして口臭の原因である揮発性硫黄化合物を測定する機械を備えてるところもあります。もし、どうしても気になるようなら口臭を専門に扱ってる病院で徹底的に調べて見られるのもよろしいかもしれませんね。
また、口腔内に原因がない場合の糖尿病、腎臓病についても以下にその特徴を記します。
《臭いの特徴》
糖尿病・・・少し甘く感じるアセトン臭
腎臓病・・・アンモニア臭
ここで申し上げておかなければならないのは、口の臭いは少しは誰でもあり、一般的に起床直後が最も強く昼食前、夕食前にもそれぞれ強くなる。口腔内を清潔に保てば口臭は大幅に軽減するということです。
一般的に言われてる対策としては、市販の舌ブラシや歯ブラシを使い舌苔を1日1回起床直後に磨くことから試してみる。それだけでずいぶん口臭は軽減されるはずです。
また、唾液の分泌量が減っても口臭は強くなるということは意外に知られていません。もしも加齢臭を気にされるとしたら、この唾液の分泌量の低下によるものも可能性としては考えられます。舌を思いっきり出し入れし左右に大きく動かす舌体操でも唾液の分泌量は増えるのでまずはお試し下さい。
[西新宿歯科クリニック 院長 武末秀剛
先生]
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