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粘液嚢胞の治療は?

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Q

【2012.1.5】 口腔外科: 粘液嚢胞の治療は?
粘液のう胞。もしそうなら、どの様な治療になるのでしょうか? (加古川市40歳男性)
 ひと
月前から、下唇の裏側に白い突起物ができ治りません。
 色々調べて見ると、「粘液のう胞」の様な気がするのですが、もしそうならば、どの様な治療になるのでしょうか?
 先生の所で可能でしょうか?よろしくお願いいたします。

A 安原歯科医院の安原豊人です。
 口唇粘液嚢胞は、小唾液腺から分泌される粘液の流出障害によって生ずる組織内の貯留嚢胞です。多くは、導管の損傷によって粘液が結合組織内に溢出貯留し、嚢飽を形成します。腺管の閉塞により粘液が腺管内に貯留して、嚢胞を形成する場合もあります。
 導管の損傷、閉塞の原因として、反復性の慢性外傷や習癖、軽微な慢性炎症が考えられています。
 好発部位は、下唇、舌、頬粘膜などに分布する小唾液腺に関連して発生することが多く、下唇のものは下口唇粘液嚢胞と呼ばれ、特に正中と口角の間に多いものです。
 症状は、粘膜面から半球状に膨隆する直径5〜15oのほぼ球状の軟らかい小嚢胞 で、無痛性、波動を触れます。
 表在性のものは内容液が透視でき、青紫色をしていますが、深在性の場合には正常 な粘膜で被覆されていることもあります。また咬傷による破裂を繰り返したものは、瘢痕により粘膜が白色をしているものもあります。
 通常、自然治癒は望めないことが多いので、治療は摘出手術が局所麻酔下にて行われます。数糸縫合します。手術時間は15分程度です。術後は、多少腫れますが、予後は良好なものです。また創部の安静と習癖(咬唇癖、吸唇癖)などがあればその改善や刺激因子の除去が再発防止には大切です。決して、針などで潰さずに、一度受診されることをお勧めいたします。

兵庫・明石市 安原歯科医院 院長 安原 豊人 先生
日本口腔外科学会認定口腔外科専門医、一般歯科, 矯正歯科, 歯科口腔外科, 小児歯科, 審美歯科、健康について何でも相談できるホームドクター 口腔外科専門医 安原歯科医院  安原歯科医院モバイル  口腔外科.COM  インプラント治療.COM

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歯科口腔外科とは
独活 むし歯や歯周病治療といった一般歯科に加えて、口の中とあごの骨、関節、唾液(だえき)をつくる腺やその周りの病気を治療対象とし、話をしたり、物を食べたりする「口の機能」を維持増進することを目的としています。
 そのため、歯のみではなく、顎関節、口腔粘膜の難治性口内炎、顎下腺・舌下腺などの唾液腺疾患を含め、口の中、あご、舌の疾患全般を対象に診断・治療を行っております。例えば、難しい親知らずの抜歯、自家歯牙移植、顎関節症、舌痛症、口腔乾燥症(ドライマウス)、神経痛、骨髄炎などの炎症疾患、神経麻痺、インプラント手術、インプラント植立前の骨増生手術、顎変形症手術、有病者の歯科治療、嚢胞や良性腫瘍の摘出手術、また、口の中やあごなどのガンの治療も行うこともあり、歯科口腔外科は歯科と医科の両方にまたがる治療を行うケースがあります。交通事故や物にぶつかって歯に損傷ができた場合や脱臼歯の再植、口唇の裂傷、あごの骨の骨折の整復処理などの外傷も歯科口腔外科で扱います。疑わしい症状やお困りの事があれば、早めにご相談ください。