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【2005.12.30】顎関節症:あくびの時顎が痛い!
最近、左上5を抜歯し、ブリッヂを仮にかぶしてます。その日の夕方頃から急に左の腰が痛くなり、座るのがつらくなったので翌日から何度か整骨院へ通ったのですが、どうもすきっりせず、3日前からあくびをすると左顎が痛くなりました。 (豊中市40歳女性)
 歯科にはずっと通院しているのですが、以前に治療したところを何度もやり直してます。
 最近、左上5を抜歯し、ブリッヂするため前後の歯を再治療しましたが、どちらもあまり良くないようでしばらく様子をみる為にブリッヂを仮にかぶしてます。
 その日の夕方頃から急に左の腰が痛くなり、座るのがつらくなったので翌日から何度か整骨院へ通ったのですが、どうもすきっりせず、3日前からあくびをすると左顎が痛くなりました。
 歯の治療が関係してるのでしょうか?

顎関節質問票
 1-Eその他 = あくびをすると左上顎がいたい
 2-年最初に異常にきづいたのはいつ頃からですか =
 2-日前 = 3
 3最初に異常にきづいた時は = 今と同じ症状
 4口が開けにくい = いいえ

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
  歯科治療で長時間お口を開いた後で顎の関節が痛くなったり、顎の関節周辺がだるくなったりすることがあります。
 これらの症状は2〜3日から1週間ぐらいで消失してきますが、腰が痛くなったりすることはあまり考えられません。
 やはり、仮止めしておられるブリッジが関係している可能性があります。
 いまも痛いようでしたら先生にご相談してみてください。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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【2005.12.28】顎関節症:
21歳の女です。小学校高学年くらいから顎の関節を鳴らす癖があり、ストレスからも鳴らす状態が続いていました。今では体に疾患がでるほどひどい状態です。(さいたま市21歳女性)

 21歳の女です。小学校高学年くらいから顎の関節を鳴らす癖があり、ストレスからも鳴らす状態が続いていました。
 今では体に疾患がでるほどひどい状態です。
 左顎ばかり鳴らしていたので左にずれ、左だけ奥にくいこんでいる状態です。
 毎日左顎、左の額の違和感、雑音、左の肩こり、偏頭痛に悩まされ、違和感から顎を鳴らさずにはいられないという最悪の状態です。
 かみ合わせもおかしくなってしまいました。
 最近かみ合わせ専門の歯医者さんに行ったところ、矯正をすすめられました。
 ただ、今のこの顎の状況でははたしてよくなるのかわかりません。
 この状態ではどのような治療が適切なのでしょうか?
 もう一生治らないのでしょうか?
 教えてください。
 よろしくお願いします。
A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節症と考えられますが、顎の関節を鳴らす癖だけは絶対にやめなければなりません。
 顎関節症を悪化させる原因になるためです。
 関節円板の磨耗や穿孔を引き起こしかねません。
 顎関節症にはいろいろなタイプがあります。
 それによって治療方法も異なってきます。
 あなた様の状態は診察してみないと分かりませんので、お近くの口腔外科を一度受診なさってセカンドオピニオンを求められてはいかがでしょう。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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【2005.12.20】顎関節症:1歳2ヶ月、顎関節強直症(がくかんせつきょうちょくしょう)
1歳2ヶ月になる娘がいるのですが、生まれつき口が縦に大きく開きません。横には開きますが、縦には、あくびの時も1.3センチ程です。(八尾市32歳女性)

 生まれつき口が大きく開きません。
 はじめまして、1歳2ヶ月になる娘がいるのですが、生まれつき口が縦に大きく開きません。
 横には開きますが、縦には、あくびの時も1.3センチ程です。
 下顎がうまく動かないようで、生まれた直後母乳も吸えず、しばらく経管栄養でした。
 小顎症気味だそうですが、口が開かない事とは関係ないという事です。
 現在も上手に噛む事ができず、離乳食も丸飲みの状態です。
 食べる時、下顎が動かないので上唇を上げて歯茎をむき出して口に入れるようになってしまいました。
 他院で口腔外科医に診てもらったのですが、原因不明で、今は骨が小さく検査のしようがないので、1歳半頃に顎のMRIを撮ってみましょう、と言われています。
 ちなみに声帯も少し麻痺があるようで、かすれたような泣き声になります。
 他の発育・発達は順調です。
 妊娠時・出産時の異常もありませんでした。
 この先ずっと口が大きく開かないままなのか、言葉は話せるのか、とても不安な毎日を過ごしています。
 どうぞご助言下さい、よろしくお願いします。

A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節強直症(がくかんせつきょうちょくしょう)の疑いがあります。
 顎関節強直症は、顎関節自体の器質的原因により、顎関節の高度な運動障害をきたした疾患です。
 顎関節部に生じた炎症および外傷の後遺症として生じた後天性のものが多いですが、まれに先天性で原因不明な場合もあります。
 乳児から老人まで広い年齢層に起こりますが、10歳以下が70〜80%です。
 発育旺盛な幼小児期の顎関節損傷では、成人に比べて顎関節強直症を生じやすいといわれています。
 開口障害および下顎骨発育障害による顔貌の変形をきたすことがあります。
 また、両側性顎関節強直症では小下顎症を認めます。
 開口障害のため口腔内の清掃が困難で、虫歯や歯周炎、また小下顎症の場合は歯列の異常(歯の叢生)も認められることが多い
ものです。
 診断には、その先生が言われるように、MRIやCTなどの所見から判断することになります。
 顎関節強直症であれば、癒着部を切除する顎関節形成術が必要になるかもしれません。
 大学病院で、出生時の鉗子分娩が原因で、顎関節強直症を引き起こした患者様の主治医の経験がありますが、発音に関しては特に問題はありませんでしたのでご安心ください。
 大学病院の口腔外科もしくは形成外科や、大阪府立母子保健総合医療センターのようなこども専門病院の口腔外科や、形成外科を受診なさって一度、ご相談されることをお勧めいたします。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]
早々のご連絡、本当にありがとうございました。
 顎関節強直症というのは初めて耳にしましたので、早速自分なりにも調べ、娘の症状とよく似ていていると思いました。
 やはりMRIを撮ってみないことには始まらないという事もよく分かりました。
 ちなみに先生が書いていただいていた、大阪府立母子保健総合医療センターへ通っております。
 母子センターでのMRIがまだ3ヶ月も先なので、その間に、と、大学病院(大阪歯科大学付属病院)も受診しましたが、そちらでも原因不明という事でした。
 鉗子分娩の患者様のお話に、とても希望が持てました。
 焦らず、娘の成長を信じることにします。
 またご相談させて下さい。
 ありがとうございました。

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【2005.12.16】顎関節症:一向に良くなりません
顎関節症と診断されて5年程です。マウスピースで治療し現在は自分の歯の上に人口の歯をつけ、顎関節がうまく動くように調整してあります。(30歳女性)

 顎関節症と診断されて5年程です。
 マウスピースで治療し現在は自分の歯の上に人口の歯をつけ、顎関節がうまく動くように調整してあります。
 クリック音もあります。
 顎関節等、痛みはありません。
 現在
 @口がこわばり開けづらい時がある
 A右の頬から右耳の上にかけて、引っ張られ感(つっぱり感)がある
 総合病院に通院しています。
 @は良くはなりましたが、外食をするとこわばり、Aの症状が増大します。
 Aは頬・耳の周辺をマッサージをして下さいとの事でしたが、一向に良くなりません。
 @・Aは、顎関節症と関係ありますか?
 アドバイス等、よろしくお願いします。

A 西新宿歯科クリニック 院長の武末秀剛です。
 両者とも恐らく顎関節症の症状かと思われます。
 顎関節症は状態によっては大変治りづらい病気である意味、完治は難しいといわざるを得ない場合もございます。
 現在そのようなお辛い症状があるのであれば、完治は無理でもその症状を取ることは時間がかかっても不可能ではないかもしれません。
 現時点における詳しい精査をしてみる必要があるかもしれませんね。
[西新宿歯科クリニック 武末 秀剛先生]

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【2005.12.5】顎関節症:
一週間ほど前より右耳の後ろが痛く、頭痛、首筋痛、肩こりが激しく、耳鼻科を受診したところ、顎関節炎ではないかと言われました。(大阪市38歳女性)
 一週間ほど前より右耳の後ろが痛く、頭痛、首筋痛、肩こりが激しく、耳鼻科を受診したところ、顎関節炎ではないかと言われました。
 昔から顎がカクカク鳴ったりあくびをしたらカクンとなったり、顔の割に顎が小さいと言われたりしたことがありましたが、そのまま放置してました。
 今回いたみがひどいのと、近くに顎関節炎を診てくれる歯科がないのでご相談いたしました。

顎関節質問票
 1-A顎の関節(耳の前)が痛い = 右
 1-C口を開けると関節に音がする = 右
 1-Eその他 = 耳の付け根が痛い
 2-年最初に異常にきづいたのはいつ頃からですか =
 2-日前 = 7
 4口が開けにくい = はい
 4-D途中で引っかかる感じがするが、それ以上開けられる = 右
 4-D途中で引っかかる感じがするが、それ以上開けられる = 左
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 右
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 左

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
  耳の前の部分が痛いと、耳が痛いのと勘違いされて耳鼻科を受信される方が多いようですね。
 貴方が受信された耳鼻科の先生がおっしゃるとおり、顎関節に問題がありそうですね。
 昔から顎がカクカク鳴ったり、あくびをしたらカクンとなっても痛みがなければ放置しておられる方のほうが多いようです(かく言う私もその一人ですが・・・)、そのまま音がするだけで不自由を感じておられなかったり痛みが出ないような場合は様子を見ておかれても問題は無いでしょうが、痛みがひどかったり、口が開けられないようですとやはり一度歯科の受診が必要だと思います。
 問診票から判断いたしますと、関節の円板の障害ではないかと思います。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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【2005.12.3】顎関節症:クラウンを外した!
8年ほど前に治療した(上左6番)クラウンの事で当初から、違和感があり疲れた時や、固いものを噛んだ時は歯が痛くなっていました。 (堺市39歳女性)
 初めまして。
 ご相談ですが、8年ほど前に治療した(上左6番)クラウンの事で当初から、違和感があり疲れた時や、固いものを噛んだ時は歯が痛くなっていました。
 最近その歯が強く痛みだし、偶々、お盆休みだった為、歯科医師会の救急で診てもらったところ、歯根が炎症していると言われて痛みを和らげるためにクラウンを取る処置をしました。
 次の日から徐々に歯の痛みも治まったのですが、3日後に体の変化に気づきました。
 実は、私は5年程前から(原因不明の)腰痛に悩まされて2年前に手術もしたのですが腰痛は治らずで、整形の医師には鎮痛薬を飲み続けるしかない、と言われていました。
 その腰痛が全く無くなったのです。
 あれから3週間経ちますが、一度も腰痛は現れません。
 薬も必要なくなり、体も軽くなった感じで、長期歩行も出来るようなり、本当に嬉しいのですが、なぜ、急に腰痛がなくなったのか、、、本当に不思議です。
 思い当たる事があるとすればクラウンを外した事くらいですがこんな事ってあるのでしょうか?
 そして今度は噛み合わせに詳しい先生に診てもらいたいと思い、色々調べていると先生のサイトを見つけました。
 一度診て頂きたいのですが、先ずはメールでご相談した次第です。
 長くなりましたが宜しくお願いします。

顎関節質問票
 1-C口を開けると関節に音がする = 右
 2-年最初に異常にきづいたのはいつ頃からですか = 1998
 3最初に異常にきづいた時は = 今とは違う症状
 3-B顎の関節以外の部分が痛い = 右
 3-C口を開けると関節に音がする = 右
 3-D口が開けにくい = 右
 3-D口が開けにくい = 左
 3-Eその他 = ひどい右腰痛(現在は治まっています)
 4口が開けにくい = はい
 4-Fその他 = 最初はカク!と強くなっていましたが、最近は固くこわばった感じです
 4-年開けにくいと感じたのはいつ頃からですか = 2000
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 右

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
  メール拝見いたしました。
 正直申し上げて背筋が薄ら寒くなりました。
 もちろん断定はできませんが、左上の6番に入れておられたクラウンが関係していた可能性はあるかもしれませんね。
 私たち歯科医師は日常茶飯事にクラウンを患者様に入れています。
 そのつど調整はしっかりしているつもりなのですが、これからはもっともっと注意しなくてはいけないなと考えさせられました。
 貴方のケースは非常に稀ではあるのですが、たった一本の歯の噛みあわせが悪いために姿勢に変化が現れ、背骨の自然な湾曲に歪みが出て、もろに腰に負担が来ていたのかもしれません。
 それにしましても、噛みあわせの悪い歯の噛みあわせを調整したところで、腰痛などの症状が改善されずに苦労されている方もたくさんおられるのですが、5年間も苦しんでおられた腰痛がピタリと治まった貴方は、身体の反応がよほど素晴らしいのでしょうね。
 右の顎の関節もそのようにピタリと治ればいいのですが・・・、右側の関節以外の痛むところはおそらく噛み合わせる場合に働く筋肉や、筋肉が顎骨に付いているあたりだと思います。
 いずれにしましても、顎の関節の治療は必要でしょう。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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【2005.11.27】顎関節症:口が開け辛い!
2日前から、左顎の関節がひっかかって口が開きづらい状態です。2年程前から同症状があり、今までは何時間かすれば元通り大きく開くようになっていましたが、今回は丸3日程大きく開けません。 (大阪市29歳女性)
 2日前から、左顎の関節がひっかかって口が開きづらい状態です。
 2年程前から同症状があり、今までは何時間かすれば元通り大きく開くようになっていましたが、今回は丸3日程大きく開けません。
 後、半年程前にも5日間程口が開きづらいことがあり、他歯科院で診察を受けたことがありますが、顎関節症だと思うがレントゲンで異常は見られず原因不明。
 指2本入る位開いているのでさほど問題ない(自分としては、食事の時、ハミガキの時に十分支障をきたします)が、おそらく筋肉が固まっているからだと思う、との診断で筋弛緩剤を出されました。
 診断に納得がいかなかったので薬は1回だけ飲んでやめました。
 その2日後に大きく開くようになりましたが、その後もたまに開きづらくなることがあります。
 今回また長時間開かないため不安です。
 普段、口を開いた時ではないのですが、顎を左右に動かして右顎関節を鳴らすくせが幼少時代からあります。
 あまりよくないとは思うのですが、一度鳴らすのを我慢していた際にも口が開けづらくなったため、また鳴らすようになりました。
 この鳴らすこととも関係しているのでしょうか?
 また、どのような治療法になりますでしょうか?
 今回、ネットで貴院を見てぜひ診察を受けたいと思っているのですが、9/5(月)希望で、本日が土曜日のため電話予約ができず、まずここで質問させていただいております。
 よろしくお願いします。
顎関節質問票
 1-D口が開けにくい = 左
 2-年最初に異常にきづいたのはいつ頃からですか = 2003
 3最初に異常にきづいた時は = 今と同じ症状
 4口が開けにくい = はい
 4-A痛みはないが、途中でひっかかってそれ以上開かない = 左
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 左

A こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。
 メール拝見いたしました。
 非常に的確にご自分の症状を把握されていますね。
 さて貴方の顎の関節の状態はお口を開く時に上顎と下顎がスムーズに開閉できるために、関節円板というものがあるのですが、その関節円板が前方にずれているのではないかと思います。
 普通にお口が開く時は円板が正しい位置にもどっていて、なんらかの原因(大きく口を開きすぎたり、反対側で硬い物を噛みすぎたり、長時間頬づえをつきすぎたりなど)で円板が前方にずれた時にお口が開きづらくなるのではないかと思います。
 また顎を左右に動かして右側の関節が鳴った時は、円板が元の正しい位置にもどったので、お口が開くようになるのでしょう。
 ですからその鳴らす行為自体は誤りではないでしょう。
 治療もある意味その鳴る位置をさぐっていき、その位置から円板がずれないようにするような治療になります。
 具体的には就寝時にマウスピースを入れる治療です。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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【2005.11.21】顎関節症:マウスピースで治していますが…?
63歳の母のことで相談したいのですが顎関節症はマウスピースで気長に治すしかないと言われ4、5ヶ月経つのですが更に悪くなり、最近は痛くて口を開けられなくなり、左右で物を食べるのも痛いと言ってます。(長野県上水内郡32歳女性)

 63歳の母のことで相談したいのですが顎関節症で市民病院の歯科に通っているのですがマウスピースで気長に治すしかないと言われ4、5ヶ月経つのですが更に悪くなり、最近は痛くて口を開けられなくなり、左右で物を食べるのも痛いと言ってます。
 先生はリハビリの為に大きく口を開けるようにしなさいと言うんですが痛くて開けられないのに無理に開けていいんでしょうか?
 このまま、この病院で診てもらって大丈夫なのか不安なのでメールさせてもらいました。
 よいアドバイスいただければ幸いです。
 よろしくお願いします。
A はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 かつては実体がつかみにくく、その原因さえ明らかでなかった顎関節症という症状も近年はよく耳にする機会もございますし、具体的に治療を受けられる方も増加して参りました。
 この症状の難しい所は、ごく一般的な歯科治療、例えば虫歯などと異なり、原因が容易には明確に出来ない点です。
 しかも、具体的な治療の方法に対する効果の現れ方も年齢差や個人差に大きく左右され、原因の特定や治療方法の決定も直ぐには行う事が出来ません。
 例えば、過去数十例でとても効果の上がった方法で、もとあるケースでは全く改善が見られないこともしばしばです。
 ですので、「顎関節症の治療は不可能!」と定義する先生も珍しくありません。
 また、一般的には治療開始年齢が高く、症状が発生してからの期間が長いほど治療は困難となります。
 さて、貴方のお母様は現在通院中で症状が悪化しているとのことですが、確かに治療途中で一時的に自覚症状が悪化する場合もあり、一概に治療方法の正否を断定することは出来ません。
 また、原因の特定を行うために時間を要する場合もありますが、現在自覚症状の悪化を感じておられるのであれば、まず担当医とよくご相談されることをお勧め致します。
 この症状に関しては、改善の方法論も歯科医師の専攻科目の違いで多岐に渡るため、もしある方法で効果の上がらなかった場合は他の方法も考慮に入れる必要はあるでしょう。
 もし、現在通っている病院に貴方のお母様という特定のケースに対する治験例やノウハウが少ない場合は転院も考えておく事も考えられます。
 ただし、その判断は出来れば担当医自身にして頂いた方が今後の治療がスムーズに行くことが多いため、自分で判断して勝手に受診先を変えてしまうよりベターだと思います。
 何故なら、他の専門医に依頼する場合は、それまでの治療データの引き渡しが行われますし、この症状に関して闇雲に治療方法を変更してしまうと、ますます治療が困難になる場合があるからです。
 ですので、転院を考えるなら、まず担当医とよく相談して行い、ご自分の判断で受診先を変更するのはそれからになさることをお勧め致します。
 近年では長野県に顎関節外来を設立している病院も数多くあることですし、(Google等で検索すると沢山ヒットします)もし、希望する病院があればその旨伝えてみるのも宜しいのではないでしょうか。
 私自身、親戚の60歳の顎関節症の治療を行った事があり、それまで確実に効果を上げていたスプリント(マウスピース)では殆ど期待する変化が得られなかった経験があります。
 その方は、口腔外科の主催する顎関節外来に依頼しましたが、結局著しい改善は行えませんでした。
 しかし、複数の専門家によるアプローチの結果として、患者様には御納得して頂きました。
 現状では顎関節の治療は「この方法で確実に治療が出来る」と言い切ることが困難ですが、治療自体は頻繁に行われており、ストレスが原因のことさえあり得るため、少し心にゆとりを持たれて担当医と良く相談なさって下さい。
[はしもと矯正歯科 院長 橋本 公志 先生]

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【2005.11.20】顎関節症:疲れがひどい!
私は口を大きく開こうとするとカクカクと顎が左右に動きます。痛みはありませんが、噛み続けるとすぐに疲れてきます。 (大阪市34歳女性)
 はじめまして。
 私は口を大きく開こうとするとカクカクと顎が左右に動きます。
 痛みはありませんが、噛み続けるとすぐに疲れてきます。
 もう何年も前からなんですが、最近腰から背中にかけて息苦しいような痛みがあり、すごく体が疲れて、以前のように寝ても疲れが全然とれません。
 今まで腰が痛いことがなかったので・・・。
 顔も引きつったような感じがして、片方だけが下がっているような感じです。

顎関節質問票
 1-C口を開けると関節に音がする = 右
 1-C口を開けると関節に音がする = 左
 1-Eその他 = 左右に動きながら口が開く
 2-年最初に異常にきづいたのはいつ頃からですか = 1990
 3最初に異常にきづいた時は = 今と同じ症状
 3-C口を開けると関節に音がする = 右
 3-C口を開けると関節に音がする = 左
 4口が開けにくい = はい
 4-D途中で引っかかる感じがするが、それ以上開けられる = 右
 4-D途中で引っかかる感じがするが、それ以上開けられる = 左
 4-年開けにくいと感じたのはいつ頃からですか = 1990
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 右
 4-(3)開けにくくなる直前で、大きく開けることができた時に、関節がカクカク鳴っていましたか = 右

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
  顎の関節部に何らかの障害が起こって、その障害を放置しておいたら、肩が凝ったり、背中が痛くなったり腰が痛くなったりすることがあります。
 ひどい場合はなんとなく気分がすぐれなくなったり、鬱状態になってしまう方もおられます。
 貴方のメールから判断できる事は
 @噛み続けるとすぐに疲れる:就寝時にもくいしばりなどがあり、関節周辺の筋肉に負担がかかっている
 A背中から腰の息苦しいような痛み:上下の噛みあわせが狂っているために、安定した顎の位置が無いなどがかんがえられます。
 @とAはそれぞれに相関関係があります。
 なんらかの原因(例えば、以前左右の奥歯の治療を受け、噛みあわせが変わった、あるいは就寝時の歯ぎしりや、くいしばりがあって歯が削れて噛み合わせが変わったなど)で噛みあわせが変化して、それが顎の関節に障害を起こしたのではないかと思います。
 また質問票のお答えから判断いたしますと上顎と下顎の間にある関節円板が前方にずれているか、口を開けていく時に途中で円板がずれていくかのどちらかではないかと思います。
 貴方の場合は左右の関節に異常がありそうですし、症状が出てから十数年もたっておられるようですので、かなり難しいとは思いますが治療を受けられたほうが良いでしょう。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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【2005.10.13】顎関節症:
食事をするとき、意識的に口の開閉を行ったり、左右に動かしたりすると、右側の耳たぶ下辺りの骨がカクカク鳴るようです。人に不快な、気になる音を発してしまい、とても悩んでおります。普通に直るものなのでしょうか?(浦安市35歳男性)

 気が付いたときからあごが鳴るようになっていました。
 子供のころは、特に悩みもしませんでしたが、ここ最近子供からも指摘され、実は他人に良く聞かれていたのが判明し、急に悩み始めました。
 食事をするとき、意識的に口の開閉を行ったり、左右に動かしたりすると、右側の耳たぶ下辺りの骨がカクカク鳴るようです。
 いまさらながら、気になって人前で(静かなところで)の食事が出来ません。
 歯並びも悪くないですし、痛みを伴ったこともありません。
 ただ、人に不快な、気になる音を発してしまい、とても悩んでおります。
 普通に直るものなのでしょうか。
 手術など必要なのでしょうか。
 また費用はどのくらいかかるのでしょう。
 出来れば早急に直したいです。
A おはようございます。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
>> 食事をするとき、意識的に口の開閉を行ったり、左右に
>> 動かしたりすると、右側の耳たぶ下辺りの骨がカクカク
>> 鳴るようです。
 これは病名で言うと「顎関節症」と呼ばれており耳の前にアゴの関節があるのですが、そこの部分がアゴの開閉時に鳴ったり症状が進むと痛みを伴うこともあります。

>> 普通に直るものなのでしょうか。
>> 手術など必要なのでしょうか。
 普通には直ることはないと思いますが、痛みを伴っていない今回のケースは手術をするほどでもないのではとも思われます。
 顎関節症の治療方法は手術を行う外科的なものの他にマウスピースなどを使って治療する方法もあります。
 まずは、そちらの治療方法を選択していただいたほうが、良いのではないでしょうか?
 何はともあれ、まずかかりつけ歯科医院への相談をオススメします。
 夜マウスピースを着けて寝るだけで音が鳴らなくなるのであれば手術するより楽だとは思いませんか?
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名康雅 先生]


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【2005.10.12】顎関節症:
一週間前ぐらいから左の耳前のあたり顎に痛みがあります。特に朝が一番痛みが強く、ものを食べるときにも痛みがあります。(所沢市31歳女性)

 はじめまして。
 一週間前ぐらいから左の耳前のあたり顎に痛みがあります。
 特に朝が一番痛みが強く、ものを食べるときにも痛みがあります。
 顎がかくかくしたり、口が開かないことはないんですが、顎関節症なのでしょうか?
A こんにちわ。リキタケ歯科医院 院長の力武康次です。
 耳の前あたり顎の関節あたりに痛みがあるとすれば顎関節への問題が一番に疑われます。
 特に朝に痛いということであれば、夜間終就寝中に歯ぎしりや食いしばりにより顎の関節に過度の力をかけている可能性があります。
 顎がかくかくしたり、開かなくなるようなことがなければさほど問題にはなりませんが、今後も継続的に顎に過度の負荷がかかっていったときには顎関節症へと進行する恐れがあります。
 歯ぎしりや食いしばりの原因は歯並びや心因性のものなど多くのことが考えられます。 原因を除去することができれば最善ですが、対症療法としては顎の関節への過度の負荷を避けるようなナイトガード(プラスチック製のプレート)を装着して就寝されるとことをお勧めいたします。
[リキタケ歯科医院(池袋駅東口すぐ) 院長 力武康次 先生]

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【2005.9.21】顎関節症:
一週間前から口を開けたり食事をしたりするときに左顎に痛みがあります。顎関節炎のようなきがするのですが、その場合は虫歯の治療と顎関節炎の治療とどちらを優先すればいいでしょうか?(高砂市37歳女性)

 一週間前から口を開けたり食事をしたりするときに左顎に痛みがあります。
 左上と右下の奥歯に虫歯ができていたのですが放置していたままにしています。
 顎関節炎のようなきがするのですが、その場合は虫歯の治療と顎関節炎の治療とどちらを優先すればいいでしょうか?
A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節症と考えます。
 お口が開きづらかったり、痛みがあるようなら顎関節症の治療を優先します。
 ある程度口が開いていれば、虫歯の治療と平行して顎関節症の治療を行うことも可能です。
 顎関節症とは、あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある、例えば「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが、主な症状である慢性的な疾患で、原因はいくつかあり状態も異なります。
 が、まとめて顎関節症と呼ばれるものです。
 特に若い女性に多い病気で、10代半ばから増え始め20〜30代がピークで、男性の2〜3倍といわれています。
 理由は、男性よりも骨や靭帯が細くて弱いからだと考えられています。
 原因は、いろいろありますが、無意識下のくいしばりや歯ぎしりにあるとされています。
 夜間のうつぶせ寝や、横向きに寝る習癖がある人は要注意です。  そのような人は、咬み合わせがずれた状態で関節に力が加わるので、関節円板と呼ばれる軟骨でできたクッションのようなものがあるのですが、そのクッションがずれてしまってカクカク音が鳴るようになります。
 音が鳴る程度の軽症のものは、放置してもかまわないと思いますが、痛みがある方や、口が開きにくいなどの重症のものは治療が必要となります。
 一般的には、セルフケアー(日常生活で注意してもらう事項)で様子をみたり、スプリント療法といって、マウスピースのようなものを夜間にはめて頂いて治療を行います。
 明らかに咬み合わせが原因の場合は、咬み合わせを変えることもあります。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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【2005.9.14】顎関節症:
口を大きく開けると顎の付け根からズキンと痛み閉じるときも痛いです。もうかれこれこの状態で2週間たちますが治りません。結婚して千葉に引っ越してしまったので、どこの歯医者に行けばよいのか全く分からないんですが歯医者の上手な選び方を教えていただけると有難いです。(千葉県28歳女性)

 はじめまして。
 1年前ぐらいから左あごの痛みに悩んでます。
 とはいってもずっと痛んでいるわけではなく、去年の10月に一度痛み出し歯医者を受診。
 レントゲンや噛み合わせ、一応診てもらいましたが顎関節症ではなく原因がわからない、と言われてしまいました。
 でも、その後通って1ヶ月もたたないうちに痛みがなくなってしまったので一応その時は治療を終えたのですが、5月の終わりごろまた痛み出し同じ歯医者を受診。
 再度色々調べましたが原因が分からず、6月の終わりごろに痛みがなくなったので治療は終了。
 そしてまた最近再び左顎が痛いです。
 口を大きく開けると顎の付け根からズキンと痛み閉じるときも痛いです。
 ひどいときは噛んだりくいしばったりしても痛いです。
 右はなんともないです。
 しばらく口を開けたり閉じたりしてるとマシになりますが、口をずっと閉じてていきなり大口をあけると痛いです。
 もうかれこれこの状態で2週間たちますが治りません。
 これは何か大きな病気なんでしょうか?(頭痛はないです)
 結婚して千葉に引っ越してしまったので、どこの歯医者に行けばよいのか全く分からないんですが歯医者の上手な選び方を教えていただけると有難いです。
 勝手なお願いですみません。
A 初めまして、こんにちは。銀座デンタルケアクリニックの福島大介です。
 ご相談について、お答えいたします。
 診察していないので、はっきりとしたことは言えませんが、メールを読むかぎり、顎関節症のようですね。
 セカンドオピニオンとして、他の病院を受診してみては、いかがでしょうか。
 いい歯医者の選び方がわかれば、私も教えてほしいと思いますが、やはり回りの評判をきいて、紹介率の高い病院がいい病院と思います。
 千葉のどこにお住まいでしょうか?
 稲毛と市川に、東京歯科大学の大学病院があります。
 一度、大きな病院に行ってみるのも、いいかもしれませんね。
[銀座デンタルケアクリニック 院長 福島 大介 先生]

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Q
【2005.9.7】顎関節症:
左右の顎がガクガクとずれて鳴るのですが、顎関節症でしょうか?将来、声優になりたいと考えていますが、顎がガクガクなってしまうのは、致命的だと聞きました。(19歳女性)

 はじめまして。
 今回相談したいことは、中学生のころから、左右の顎がガクガクとずれて鳴るようになったことです。
 これは、顎関節症でしょうか?
 私は、将来、声優になりたいと考えていますが、顎がガクガクなってしまうのは、致命的だと聞きました。
 どうしてもこのガクガク音が鳴る顎を治したいのです。
A こんにちは。横浜ビジネスパーク歯科クリニック院長の佐藤 耕己です。
 顎がガクガク鳴るとのことですが、関節の雑音は顎関節症の症状の一つです。
 しかし、音がするから必ずしも悪いと言う訳ではありません。
 痛みや口をあけずらいと言った症状を伴わなければ、様子をみていい場合も有ります。
 顎関節症の一般的な治療として、スプリント(マウスピース)をもちいることが多いようです。  
 実際にお口の中を拝見していないので、この治療法が適応出来るか分かりませんが、将来声優を目指しているのでしたら、かかりつけの歯科医院を受診し、相談されてみてはいかがでしょうか。
 できましたら、口腔外科の診療をしている歯科医院がいいかと思います。
[横浜ビジネスパーク歯科クリニック 院長 佐藤 耕己 先生]

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Q
【2005.8.25】顎関節症:
1週間位前から、口を開けるとあごが痛いせいで口が大きく開けられなくなりました。それから、喉まで炎症しております。もしも、顎関節症が悪化した場合、喉が炎症するのでしょうか?(相模原市31歳女性)

 1週間位前から、口を開けるとあごが痛いせいで口が大きく開けられなくなりました。(指が縦に2本がやっとです)
 5月に真横に生えていた左下の親知らずを抜歯してものすごく腫れたりした為、その影響かと思ったのですが、今日歯医者で診断してもらったら、痛みの原因は抜歯のせいではなさそうと言われました。
 色々調べているうちに、これは顎関節症ではないかと思いました。
 今は親知らずを抜歯した近くが腫れて炎症しているのと、それから左側のみ、喉の方まで炎症しております。
 リンパも腫れている感じです。
 過去10年以上前くらいに顎関節症だと診断されたことがありましたが、こんなに痛くなることはありませんでした。
 もしも、顎関節症が悪化した場合、喉が炎症したりするのでしょうか?
 私の症状は、どの病院に行けばいいのか、わからず迷っております。
 どうかアドバイスを宜しくお願致します。
A こんにちは。横浜ビジネスパーク歯科クリニック院長の佐藤 耕己です。
 口を大きく開けられなくなったとのことですが、顎関節症が悪化した場合、口を大きく開けられなくなるという症状はありますが、のどが炎症を起こすことはなかなか考えづらいと思います。
 もちろん炎症が大きくなればそれもありえますが・・・
 実際に口腔内を拝見しないとはっきりとお答えできません。
 今回の場合 口腔外科の受診をお勧めいたします。
 開業医で口腔外科を診ているところや、総合病院の歯科口腔外科・歯科大学付属病院の口腔外科が良いと思います。
[横浜ビジネスパーク歯科クリニック 院長 佐藤 耕己 先生]
Q この度はアドバイスどうも有難うございました。
 早速、本日口腔外科に行ってきました。
 原因で考えられるのが、2 つあると言われました。
 1つめは、左下の親知らずを抜歯したことによって、全体的な歯並びが以前と微妙に変わってきてしまって、特に上の親知らず2本が前に行こうとする力が働いて、周りの歯茎を刺激しているそうです。
 2つめは、左上の親知らずが徐々に下に伸びてきてしまっているようで、やはり周りを刺激しているようだと言われました。
 今日は、応急処置ということで、左上の親知らずを少し削ってもらいましたら、のど付近の当たっていた所がなくなり少しらくになりました。
 本当なら、左下の親知らずよりも左上の親知らずを抜いた方が良かったとのことです。
 これを見分けれる先生は少ないと話されました。
 これでしばらく様子をみることになりました。
 歯並びをあまり気にしたことがなっかたのですが、説明を受けて重要さに気付きました。
 本当に親知らずには苦労させられます(T_T) まだ上に2本もありますし・・・
 アドバイスをいただいたお礼に勝手にご報告させていただきました。
 わかりづらい報告で失礼しました。

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Q

【2005.6.27】顎関節症:
左の顎の付け根辺りが時々痛みます。ひどい時には何日も続き、痛みのある間は噛むことがつらく食べるものも限られてしまいます。顎は以前からカクカクとなることがありました。顎関節症でしょうか?(西東京市32歳女性)

 左の顎の付け根辺りが時々痛みます。
 ひどい時には何日も続き、痛みのある間は噛むことがつらく食べるものも限られてしまいます。
 6月下旬にダイビングに行くのですが、痛む場合にダイビングを行ってもよいものか心配です。
 去年、親知らずを4本抜きましたが、左上を抜いた際に骨のかけら?が残ってしまい、痛みが続き治療が長引いたことがあります。
 顎は以前からカクカクとなることがありました。顎関節症でしょうか?

A 西新宿歯科クリニック 院長の武末秀剛です。
 正常な顎はカクカクなることはありません。
 まず間違いなく顎関節症ですね。
 ただし、治療が必ずしも必要な状態かどうかはレントゲンや細かい診察を要します。
 ただし、左顎の痛みとの関連も考えられます。
 その場合は継続的に治療しなければならないでしょう。
 念のため一度、専門医へ受診していただき診断してもらって下さい。
[西新宿歯科クリニック 武末 秀剛先生]

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Q
【2005.6.19】顎関節症:
6〜7年前より顎関節症でしゃべり難いのと右顎から首、胸にかけての張りと痛みと、顎を中心とした体の酷い疲労感にたいへん困っています。スプリント治療など行いましたが効果は、ありませんでした。(兵庫県飾磨郡30歳男性)

 6〜7年前より顎関節症で悩んでいます。
 顔等に多少歪みはあるものの、口は真っ直ぐではありませんが、それなりに開き、飲食にはさほど支障の無い状態です。
 しゃべり難いのと、右顎から首、胸にかけての張りと痛みと、顎を中心とした体の酷い疲労感にたいへん困っています。
 今まで数件の歯科・口腔外科も行きスプリント治療など行いましたがあまり効果は、ありませんでした。
 原因は、はっきりわかりませんが、調子が悪くなってきたのと同じ時期に上前歯3本を虫歯で差し歯にかえており、その事も原因の一つでは無いかと疑っております。
 あともう一点、疑っているのが金属アレルギーです。
 先日「口の中に潜む恐怖」という本を見まして、自分の症状と酷似している点が多い事が、非常に気になっています。
 今後の医療機関の選定など、治療についてアドバイスいただけたらとおもいます。よろしくお願いします。
A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節症でお悩みとのことですが、日常生活にさほど支障がないこと、また発症からの経過が長いこと、さらにスプリント療法などではっきりとした効果が得られなかったという点から、あなた様の場合はセルフケアー(日常生活においてご自分で注意していただく事項)で、現状よりも悪化しないように顎関節症とうまく付き合っていく方がよいかも知れません。
 以前の補綴物(差し歯や被せ物)と関係しているのかは、診察させて頂かないとよくわかりませんが、具体的なお話をすることが可能ですので、是非一度御来院ください。
 金属アレルギーにつきましては顎関節症とは、直接的な関係は無いと考えますが、気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
 皮膚科の先生をご紹介させていただき、歯科金属シリーズパッチテストを施行させていただき適切なアドバイスをさせていただきます。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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Q
【2005.6.3】その他:顎関節症
顎関節症で悩んでいます。口の開き方が左右違っていて、いびつな開き方です。どうにかして治せないものでしょうか?ちなみに、歯列矯正も経験してます。(加古川市33歳女性)

 顎関節症で悩んでいます。
 口の開き方が左右違っていて、いびつな開き方です。あごの歪みもあります。
 どうにかして治せないものでしょうか。
 ちなみに、歯列矯正も経験してます。
 10年前に終わった歯列矯正を現在また一部修正中です。(前歯の並びが動いてしまったので、装置を再びつけています)
 正中線が合わないのですが、先生に言うと「支障がない程度だから大丈夫」と言われました。
 結局、年齢も重ねて、修正したり治したりするのもこの機会にキチンとしておきたいのですが、どうしたらいいのかが分かりません…。
A 安原歯科医院の安原豊人です。
 口の開き方が左右違っておられるということですが、おそらく左右どちらかの顎関節の動きが悪くなっていることが考えられます。
 いわゆる顎関節症の1つの症状ですが、治療が必要か、また治療によってその症状が改善されるかどうかは、診せていただかないとなんとも申し上げられません。
 顎のゆがみの程度によっては手術療法も考えられます。
 矯正治療後の後戻りによる正中のずれは稀にあるものですが程度によるのと、修正が難しいものがあると考えます。
 いったん矯正治療が終わっているので、新たに歯を動かすスペースを作ろうとすると、歯の横の部分(隣接面)を少し削ったりしないといけないかもしれません。
 当院でのセカンドオピニオンは可能です。
 ご希望なら受診なさってみてください。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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Q
【2005.6.1】その他:顎関節症
3年ほど前に親知らずを立て続けに3本抜いてから、あごがガクガクなるようになり近所の歯医者で見てもらったところ「顎関節症」と言われました。歯並びは悪くないのですが、少しずつ前歯の噛み合わせがずれてきているように感じます。こんな場合は歯の矯正をしたほうが良いのでしょうか?(船橋市27歳女性)

 3年ほど前に親知らずを立て続けに3本抜いてから、あごがガクガクなるようになり近所の歯医者で見てもらったところ「顎関節症」と言われました。
 歯を立て続けに抜いたせいか夜寝ているときに歯軋りもするようになってしまい、朝起きると口がなかなか開かず、最近ではあごや首、肩が1日中痛くて頭痛もひどいので、近所の歯科でマウスピースを作ってもらいましたがまったく良くならず、最近は吐き気までしてきます。
 歯並びは悪くないのですが、少しずつ前歯の噛み合わせがずれてきているように感じます。
 元々の歯並びは悪くない場合でも、こんな場合は歯の矯正をしたほうが良いのでしょうか?
 あと、矯正をするとしたらどれ位の費用がかかりますか?真剣に悩んでいます。
 どうか、アドバイスよろしくお願いいたします。
A こんにちわ。スマイルデンタルクリニック院長の椎名康雅です。
 顎関節症の原因として親知らずを抜いたことが原因かどうかは確定的ではありません。
 ひとつのきっかけで発症することがあってもそれだけが原因だということが言えないのが顎関節症の特異的な特徴でもあります。
 また顎関節症というのは非常に難易度の高い治療を必要としますので、もし症状改善をご希望されるのであれば大学病院をはじめとする専門機関での受診をお勧めします。
 症状をお伺いする限り普通の町医者レベルで治療できる範疇ではないと考えられます。
 また矯正治療に関してもいくつもある治療方法のうちの一つに過ぎません。
 申し訳ありませんが歯並びを治せば症状が改善するかと聞かれたら「治るかもしれないし治らないかもしれない」というお答えしか出来ません。すみません
 ただ矯正治療により顎関節症はあまり改善はしないと僕は思っています。
 あまりお勧めはしません。
 ちなみに治療費はだいたい40〜80万円だと思います。
[スマイルデンタルクリニック 院長 椎名康雅 先生]

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Q
【2005.5.13】その他:顎関節症
顎関節症は、大学病院でしか治療はできないと言われたのですが、そちらの医院で治療はできますでしょうか?(明石市33歳女性)

 上に2本親知らずが生えているのですが、親知らずは抜いた方がいいのでしょうか?
 それから、彼が通っていた歯医者さんに、顎関節症は、大学病院でしか治療はできないと言われたのですが、そちらの医院で治療はできますでしょうか?
 今は、顎が痛くて、口が開きにくく、ご飯が食べにくいと言っております。
 そちらで治療ができるのであれば、治療に行きたいのですが・・・。
A 安原歯科医院の安原豊人です。
 親知らずを抜いたほうがよいか、抜かなくてもよいかは、診察させて頂かないとなんとも申し上げられませんが、一般的に下の歯とかみ合っていなかったり、大きな虫歯ができていたり、歯周病の原因となっている場合は、抜いたほうがよいと思います。
 当院では、口腔外科を標榜いたしております。
 顎関節症の患者様も毎日大勢の方がいらっしゃいます。
 大学病院と同じ治療方針にて診察いたしております。
 安心して御来院ください。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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Q

【2005.5.11】その他:顎関節症
一週間程前から物を噛んだりすると左の顎関節のあたりが痛みます。左耳も聞こえは悪くないんですが膜がかかったように違和感があります。 (山梨県29歳女性)
 顎関節症のように口が開かないとか、関節がかくかくいうようなことはないんですが・・・
 左上顎に少しだけ顔を出している親知らずがあるんですがそれと関係があるのでしょうか?
 歯の痛みは全くありません。

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
  メールを拝見しまして判断しますと、貴方の症状はおそらく初期の顎関節症ではないかと考えられます。
 すべての顎関節症に関節雑音(コキコキやガリッやパキッなど)がでたり、口が開かないなどの症状があるえあけではありません。
 初期の顎関節症ではむしろそういう症状は少ないものです。
 耳が痛い場合などで耳鼻科を受診されて、歯科に行ってくださいと言われて来院される方もちょくちょくおられます。
 顎の関節は耳の直前ですから顎関節症で耳が痛くなることもよくあるものです。
 痛みが出るのは噛んだときだけなのか、起床時に痛いのか、関節が痛いのか、関節に付いている筋肉が痛いのか、などで多少の治療法の違いがありますが、とりあえず硬いものを噛んだり、頬杖をついたり、その部を下にして眠らないようにして、温湿布(入浴時にお湯に浸したタオルなどで良いです)などを当てて様子をみてください。
 それでも症状が消失しない場合はご近所の歯科医院を受診して下さい。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]

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Q

【2005.4.23】その他:顎関節症
顎関節症のようです。半年ほど前から、朝起きると口が指1本分くらいしか開かない日がありました。治療に行けばすぐに口が開くようになるのでしょうか?(大阪市40歳男性)
 顎関節症のようです。
 今私は、別の歯科医で虫歯の治療をしております。
 そこの先生にも顎関節症だといわれています。
 半年ほど前から、朝起きると口が指1本分くらいしか開かない日がありました。
 しかし大体1時間〜数時間でがくがく音をさせなから口が開くようになり、その後は何も痛みなく普通に戻るというような感じでした。
 それが1週間前から口が開かなくなり、直らないまま今日まで来ております。
 指1本分ぐらいは開くので、食事や歯磨きの時以外の生活にはさほど不便はしておりません。
 その程度口を開けるなら痛みもありません。
 しかし、ちゃんとものが食べられないし、食事時や食事後、歯磨き時などの時は右耳の前あたりに少し痛みというか違和感を感じています。
 こういうのも治療に行けばすぐに口が開くようになるのでしょうか?
 また、どの様に、どのくらいの間治療しなければならないのでしょうか?
 あと、保険も使えるのでしょうか?
 長々となりましたが、お答えの方をよろしくお願いします。

A 上領歯科医院の上領 哲也です。
 指一本ぶんぐらいしか口があけられないのですね、それはつらいですね。
 それにしても半年ぐらい前から、現在に至るまでの病状をよく覚えておられ、また正確に描写されておられますね。
 この半年間の推移から判断しますと、貴方の場合、関節の円板が完全に前方にずれてしまっているクローズ・ロックという病態ではないかと思われます。
 通常顎関節は下顎のボールのような部分が、上顎のお皿のような部分に関節円板を介して接しており、口を開いたり、閉じたりする時、円板はベレー帽のように下顎のボールの上に乗っています。
 それでスムーズに口を開け閉めすることが出来るようになっているのですが、貴方の場合はその円板が下顎のボールの部分から外れて、前に移動してしまっているのだと思われます。
 治療としては、まずその外れてしまった円板をボールの上に戻してやるような治療を行います。
 イメージとしては外れた顎を元に戻すようなもので、従手的整復術と呼ばれています。
 このような処置はなかなか難しく、また症状が出現してから6ヶ月以上経過すると円板を整復するのは困難になると言われています。
 円板がうまく戻れば、その位置がずれないようにするためのマウスピース(スプリントと呼ばれています)を入れて経過を観察していきます。
 またうまく円板が戻らない場合はより高次な医療機関への転院になります。
 これらの治療は基本的には保険の適応になりますが、各医療機関によって捕らえ方が若干違います。
 また治療期間も一概には申し上げられませんし、どこの歯科医院でも対応してくださるとはいえませんが、できるだけ早期の受診をお勧めします。
[上領歯科医院 院長 上領 哲也先生]
Q お返事ありがとうございます。
 おっしゃっていただいたようなような治療は、上領歯科医院で行って頂けるのでしょうか? 
 また、前回も書いたと思いますが、現在私は虫歯の治療を行っています。
 他の歯科医と両方に通院することも可能でしょうか?
A 上領歯科医院の上領 哲也です。
 こんにちは。
 先日お伝えしました処置は私どもの診療所でも可能です。
 また経過により私どもでは不可能と判断しました場合はより高次の病院をご紹介いたします。
 しかし、まず今のむし歯の治療と同時にというのは少し難しいかもしれません。
 まずむし歯の治療を終えられてからのほうが良いと思います。

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Q

【2005.3.7】その他:
虫歯の治療に行ってから顎があけにくかったりカクカクすることが増えてきました。これ以上悪くなったらと不安です。(兵庫県32歳女性)

 こんばんわ。顎関節症についてお伺いします。
 数ヶ月前より顎があけにくかったり、カクカクすることが増えてきました。 最近では耳の下部分が重い感じがします。
 虫歯の治療に行ってから調子が悪くなってきました。自分でもどのかみあわせが本来のものであったのか良くわかりません。通っていた歯医者にも相談しましたが、痛みが出てきたら・・という感じでした。寝る時なども顎が気になりますし、すごく意識してしまいます。
 普段の生活はどのようにすごせばいいのでしょうか? これ以上悪くなったらどうしようかととても不安です。治療に行くにしても治療費のことがとても気になります。
 お手数ですが、アドバイスお願いします。

A 安原歯科医院の安原豊人です。
 虫歯の治療に行ってから調子が悪くなって来られたとのことですが、かぶせ物の冠を入れたり、詰め物をしたりしたあと、その部分の咬み合せが微妙に高すぎたり、反対に低すぎたりすると、そのような症状が出ることがあります。
 また、dual bite(デュアルバイト)といって、習慣的に咬む位置が二ケ所以上あるような人もいます。
 例えば、起きた状態で咬んだ時と、寝た状態で咬んだ時では咬む位置が微妙に違う人がおられます。
 そのような咬みあわせの方は、よく無意識に噛みしめや、歯ぎしりをしていることが多いので、顎関節症を引き起こしやすいといわれています。
 被せ物に問題があるのか、咬みしめや歯ぎしりに原因があるのかは、診察してみないと何ともいえませんので一度受診なさってみてください。
 顎関節症の治療は、骨の状態をレントゲンをとって調べたり、歯型を採って咬みあわせを調べたり、マウスピースを作って経過を診たりいたしますが、健康保険の範囲内で治療が可能です。
 3割負担の方でも数千円です。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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Q

【2005.2.22】その他:
現在、顎関節症で、関節円盤がずれて顎が両方バックしていると診断され、歯科、整形外科、整体、はり等転々としている状態です。首のコリや不定愁訴がつらく悩んでいます。(神戸市34歳女性)

 25歳の時に、歯列を整える為に、出ている前歯を6本差し歯にしました。
 上顎3〜3下の歯も2本抜きました。
 右下3、左下5もともと、中学生くらいから、首はよく捻挫していたみたいで弱かったところに、知識もなく差し歯をして、顎、首がもっと悪くなってしまいまた。
 こういう場合は前歯を今の状態のままで治るものなのでしょうか?
 スプリント治療など、大きな病院でする顎関節の治療はすべてしました。
 素人考えなのですが、前歯をそのままで、顎関節治療をしていただいて、顎が治ったとしても、また、どこかにひずみがきてしまうのではと心配なのです。
 かと言って前歯を元の様に、出っ歯にして大きくしても治るという保障がないので、とてもリスクが高いのです。
 お忙しい中申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いします。

A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節症は、ウ蝕、歯周病と並ぶ第三の歯科疾患であり、顎関節の異常を訴えて来院される患者様は当院でも後を絶ちません。
 あなた様の場合もかなり長期にわたって苦しんでこられたこととお察しいたします。
 まず、顎関節症は自己限定的self-limitedな疾患であると言われるように、その病状経過では、自然経過の中で、ある程度その患者さん個人の持つ適応能力や自然治癒力を期待するところがあります。
 すなわち、われわれの行う可逆的な保存治療により、その患者さん自身の持つ適応能力や自然治癒力を引き出し、症状軽快までの期間を短縮させるようにし、そうすることで、まず患者さんの日常生活に支障をきたさないようにすることが大切なのです。
 顎関節症には、大きく分けて5つの病型があります。
 それぞれに対して、運動療法、理学療法、薬物療法、スプリント療法などの保存的治療を行い、経過観察をします。
 その結果、咬合に問題があると判断されれば、補綴的あるいは、矯正的にアプローチすることになります。
 また、骨格的な問題や、関節内での癒着や円板穿孔などが疑われる時は、口腔外科的なアプローチが必要となります。
 その他、部位の特定できない顔面部の疼痛や不定愁訴を訴えられる症例は、ペインクリニックや心療内科的な治療が必要になる場合があります。
 あなた様の場合も、まず不可逆的な治療に移る前にスプリントや、仮歯などで、症状が軽減するかどうかをよく時間をかけて診査、診断した上で、補綴をやり直すのかどうか、担当の先生とよくご相談なさってはいかがでしょうか?
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]

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Q

【2005.2.18】その他:
10日前から左耳たぶの後ろの顎が痛みます。押すと痛いです。また、食事の時に口を開けると痛みが走り、前歯(上下)の間に親指を入れるのがやっとです。何が原因でしょうか?(群馬県邑楽郡37歳男性)

 この痛みが起こる2-3日前に左奥下の歯が痛みましたが、それは今はありません。
 何が原因で、口を開けると痛いのか判らず不安です。
 また、現在アメリカに滞在中で、治療が必要ならば日本に帰国(2005年5月)後にしたいのですが、それまで放置して大丈夫でしょうか?

A 安原歯科医院の安原豊人です。
 顎関節症と考えられます。
 顎関節症の中でもclosed lock(クローズドロック)といって、かなり重症の部類に入ります。
 顎の関節の骨は、ちょうど耳の前にあって、頭の骨と顎の骨の間に関節円板といって軟骨でできたクッションがはさまっています。
 その関節円板が前の方に何らかの原因でずれてしまって、口が開きにくくなってしまっておられるのです。
 できれば早期に適切な治療を受けられた方が良いと思います。
 おそらく患側は左側でしょうからしばらくは左では、咬まないようにする。
 硬いものは小さくきざんで食べる、などの注意が必要です。
 一般的には治療は歯科や口腔外科で行われ、痛みのあるときは消炎鎮痛剤や、中枢性の筋弛緩薬などを服用していただきます。
 またマニピュレーションといって徒手的に円板と下顎の骨の関係を整復することが行われます。
 さらにマウスピースを使っての治療が行われるのが主流です。
 アメリカでの事情はよく存じませんが、放置した期間が長いと治癒にも影響が出るのは経験上確かです。
[安原歯科医院 院長 安原豊人先生]
Q  ご丁寧なアドバイス誠にありがとうございます。
 原因が判り少しほっとしています。
 今後、食事等に注意してできるだけ治療を早く行いたいと思います。

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Q

【2005.2.5】その他:
顎関節のあたりが痛みを感じそれを耳が痛いのだと思い耳鼻科で受診したのですが、顎がずれて耳の神経に触れているのだと言われました。歯科の治療で顎の位置を直したりはするのですか?(20歳女性)

 顎関節症について質問です。
 顎関節のあたりが痛みを感じそれを耳が痛いのだと思い耳鼻科で受診したのですが、顎がずれて耳の神経に触れているのだと言われました。
 歯科に行った方がいいと言われたのですが、歯科の治療で顎の位置を直したりはするのですか?
 最近は朝が特に痛みがありご飯を食べるのも難しい状態です。

A 西新宿歯科クリニック 院長の武末秀剛です。
 耳鼻科での検査内容がどのようなものであったか詳しくわかるようであればもう少し良いのですが、我々歯科の領域からすると顎がずれることで耳の神経に触れるという状態はそう頻繁にあるものではなくむしろ耳の神経に触れていなくてもお困りのような症状は起こりうるのです。
 単純に顎関節内の問題によるものであれば、その原因を見つけてゆくのは我々歯科医師の治療範囲です。
 仮に関節の手術等が必要な場合でも口腔外科という歯科の領域になりますので、どちらにせよ一度歯科医院へ受信されるようになさって下さい。
 特に、かみ合わせが原因になってる場合などは、なるべく早めの治療が必要になります。
[西新宿歯科クリニック 武末 秀剛先生]


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お悩み相談Q&A

一般治療


関節症とは、あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある、例えば「あご が痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが、主な症状である慢性的な疾 患で、原因はいくつかあり状態も異なりますが、まとめて顎関節症と呼ばれるものです。
 特に若い女性に多い病気で、10代半ばから増え始め20〜30代がピーク で、男性の2〜3倍といわれています。
 理由は、男性よりも骨や靭帯が細くて弱い からだと考えられています。 原因は、いろいろありますが、無意識下のくいしばりや歯ぎしりにあるとされています。夜間のうつぶせ寝や、横向きに寝る習癖が ある人は要注意です。
 そのような人は、咬み合わせがずれた状態で関節に力が加 わるので、関節円板と呼ばれる軟骨でできたクッションのようなものがあるのですが、そのクッションがずれてしまってカクカク音が鳴るようになります。
 音が 鳴る程度の軽症のものは、放置してもかまわないと思いますが、痛みがある方や、口が開きにくいなどの重症のものは治療が必要となります。
 一般的には、セ ルフケアー(日常生活で注意してもらう事項)で様子をみたり、スプリント療法 といって、マウスピースのようなものを夜間にはめて頂いて治療を行います。
 明 らかに咬み合わせが原因の場合は、咬み合わせを変えることもあります。

 歯科の疾患の中で最近急増してきた顎関節症とは、顎の関節を中心としてその周囲に起こる障害の総称です。
 しかし、スポーツや交通事故などで顎関節に外傷が加わった場合や、関節リウマチが顎関節にでた場合などは顎関節症とはいいません。
 口を大きく開けようとしても、こわばって開かなかったり、口の開閉時にカクンと音がしたり、関節や筋肉が痛むといった症状が継続する場合に顎関節症といいます。
 症状の現れ方や程度、原因はまったく人様々です。
 一般に症状は、左右どちらかにでることが多い。

 こんな症状がでます。
[1]筋肉の痛み、こり:顎の周辺、こめかみ、首すじの痛み、肩こり。
[2]関節の痛み:顎関節部や耳の穴の内前方あたりの痛み。
[3]顎の動きの制限:顎を動かしにくい、大きく開けられない、ものがよく噛めない、どこで噛めばいいのかわからない。
[4]関節の異常音:顎を動かした時にカクンあるいはギシギシ、ミシミシ音が聞こえる。
[5]その他の症状:上記の症状に伴って、さらに頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい、鼻やのどの違和感。

 その原因は
[1]顎関節は、下顎骨の部分と頭蓋骨の部分の間に関節円板という弾力のあるクッションがあります。この円盤が顎の動きに先立って種々に位置を変えますが、これが何かのきっかけでどこかに引っかかってずれてしまいますと、擦れて炎症が起きたり、余分な筋肉を使おうとがんばって、関節や筋肉の痛みとなります。
[2]もともと噛み合わせが悪く、無理して噛んでいたのが限界を超えた場合。
[3]歯を治療したが、噛み合わせが正しくなっていなかった場合。
[4]歯ぎしりやくいしばりの癖がある場合。
[5]頬杖など顎に力がかかる癖がある場合。
[6]精神的な悩み、心配事、不安などのストレスを抱えている場合。これは、直接原因ではなく、上記の状態がある場合に、ストレスが発病や進行を促進します。

 生活上の注意
 治療によって回復しても、一度顎関節症になった人は再発しやすいので、ストレスをためないように注意して下さい。極端に硬い食べ物は避けたほうが無難です。また、定期的な検診を受け、再発防止のための指導を受けることが必要です。